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赤
赤
桃
桃
桃くんはとても驚いていた。
だけど
俺は何事も無かったかのように
赤
赤
桃
桃
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
この孤独感をなくして。
桃
赤
赤
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
頬に暖かい物が流れた。
目頭は暑く
目の前は曇って
綺麗な桜が見えなくなった。
桃
赤
赤
赤
俺は涙を拭わずに
桃くんに訴える。
どうして?
悲しくないのに
自分の寂しさを埋めてくれる人が
目の前にいるのに。
それがとても嬉しいのに。
どうして涙が出るんだろう。
桃
赤
そう言って
桃くんは俺を抱きしめてくれた。
でも、
弱くて足りない。
もっとぎゅっとして欲しい。
それが言いたいのに
優しさに溢れた抱擁に
文句なんて言えなかった。
桃
桃くんは
俺の手を引っ張って
歩き出した。
赤
桃
桃
桃
赤
桃くんは歩いている途中
一言も話さなかった。
桃
赤
桃
桃
赤
桃
桃
赤
桃
部屋に入ると
桃くんはベットに座っていた。
桃
赤
桃
桃くんは何度も聞いてくる。
その優しさにまた涙が出そうだった。
赤
赤
赤
桃
桃
赤
桃
言われた通りに
来ていた灰色のトレーナーを脱ぐ。
赤
赤
桃くんも白いシャツの
ボタンを外す。
桃
赤
赤
俺は桃くんの首に手を回す。
そのままベットに倒れ込む。
赤
桃
赤
赤
桃
桃くんと俺の唇が重なる。
今日が初対面なのに。
何してるんだろう。
赤
俺は強引に舌を入れる。
桃くんも舌を絡める。
赤
桃
二人の間に透明な糸を引く。
桃くんは額、頬
首、鎖骨、お腹と
上から順番にキスをする。
赤
思わず声が漏れる。
赤
俺は首筋を指さす。
赤
桃
赤
首筋を甘噛みされた。
今、
目の前にいる人が
俺だけのことを考えてる証をくれた。
それがとても心地よい。
赤
赤
赤
俺の上にまたがる桃くんに
手を伸ばす。
桃
俺より15センチ以上高いであろう
桃くんは俺を包み込む。
右手で頭を撫でる。
俺は強く抱き締め返す。
赤
声にならない叫びが
桃くんの胸の中に消えていく。
赤
赤
赤
桃
赤
桃
赤
赤
桃
桃
赤
桃
赤
赤
桃
桃
え?
何を焦ってるんだろう。
赤
赤
赤
赤
桃
桃
赤
桃
桃
赤
赤
桃
桃
赤
桃
桃
桃
桃
赤
桃
桃
桃
赤
少し、
ほんの少しだけど
寂しさが
孤独感が
埋まったかもしれない。
桃くんが俺に向かって手を広げる。
赤
思わず笑みが零れる。
桃
俺は桃くんの胸に飛び込んだ。