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そっか、今日北さんの誕生日でしたね💕︎ 北さんと咲本ちゃんの恋愛物語素敵でした!!読切だから続きは無いだろうけど、 この続きがメッッチャ気になります🍀*゜ 見てて楽しかったです🎶
ああ、素敵な読み切りでしたね。向日葵が太陽だけを見て咲く——その言葉を軸に、一方的な憧れから「隣に立てる自分になりたい」という成長の物語へと静かに転調していく構成がとても綺麗です。北さんの「覚えてない」という返しが逆にキャラクターの誠実さを際立たせていて、ラストの「隣くらいは俺が歩いてもええやろ」にじんわり来ました。幼い日の初恋が、再会と共に新しい形へ変わる——まさに向日葵の花言葉そのままのお話ですね。
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いつだったか、貴方が言った 貴方が何気なく教えてくれたその言葉を 私は、今でも忘れられない
蝉の声が、夏の始まりを告げる。 電車がゆっくりと駅へ滑り込み、窓の外には見慣れないようで、どこか懐かしい景色が広がっていた。
咲本 向日葵/ Sakimoto
小学3年生まで暮らしていた町 父の転勤で突然離れ、もう戻ることはないと思っていた場所 それなのに
咲本 向日葵/ Sakimoto
咲本 向日葵/ Sakimoto
咲本 向日葵/ Sakimoto
そんな期待を抱くなんて、馬鹿だって分かってる あの人はきっと、私のことなんて覚えていない でも私は 一日だって忘れたことなんてなかった
幼少期/向日葵
どさっ 幼い私は、家の前の坂道で盛大に転んだ 膝からじわっと血が滲む。 痛い 怖い 泣きそう
幼少期/向日葵
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その声と一緒に、影が差した。 顔を上げると、 私より少しだけ背が高くて、落ち着いた顔をした男の子
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差し出された手。 私は涙をこらえながら、その手を握る。 温かかった
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ポケットから出てきた絆創膏を 彼は慣れた手つきで、私に貼ってくれた
幼少期/向日葵
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そう言って笑ったその人の笑顔は、夏の日差しより眩しかった
ーー
迷子になった時、 高い木に引っかかった帽子も、 泣いている私も あの人はいつも、当たり前みたいに助けてくれた
そして、彼は私に名前を教えてくれた 北 信介 と
彼の笑顔を見るたび、幼い私は思っていた。 ──世界で一番かっこいい。
一度、二人で歩いていると、一面の向日葵畑が広がっていた 黄金色に揺れる花。 風が吹くたび、向日葵が一斉に空を向く
*向日葵だと思ってください
幼少期/向日葵
幼少期/信介
幼少期/信介
幼少期/向日葵
幼少期/信介
幼少期/向日葵
幼少期/向日葵
一瞬 信くんは目を丸くして ふっと笑った
幼少期/信介
幼少期/向日葵
その時の私は "好き"なんて言葉も知らなかった でも あれがきっと 私の初恋だった
ーーー
ーーーーーー数年後
咲本 向日葵/ Sakimoto
咲本 向日葵/ Sakimoto
咲本 向日葵/ Sakimoto
先生
先生が指差した席へ向かう その時だった ガラリ、と教室の扉が開く
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聞き覚えのある、落ち着いた声 その一言だけで、胸が高鳴る。 振り返る そこに立っていたのは──
咲本 向日葵/ Sakimoto
昔より背が高くなった 変わらない穏やかな目 でも、あの頃よりずっと大人びて見える
先生
北 信介/Kita
先生
北 信介/Kita
信くんは、私を見て一言言った
北 信介/Kita
……覚えて、ないんだ 少しだけ胸が痛んだ でも それでもよかった また会えたんだから
北 信介/Kita
相変わらず優しい 誰にでも 昔と何も変わっていない だからこそ "私だけ特別だったわけじゃない" そんなことも分かってしまう
咲本 向日葵/ Sakimoto
北 信介/Kita
咲本 向日葵/ Sakimoto
北 信介/Kita
咲本 向日葵/ Sakimoto
咲本 向日葵/ Sakimoto
北 信介/Kita
咲本 向日葵/ Sakimoto
ーーーーー
それからの日々 私は昔みたいに助けられるだけじゃなくなっていた 委員会の仕事 勉強も 困っている人がいれば声をかける 誰かが見ていなくても "あの人みたいになりたい" その気持ちは、今も変わらない
そして、7/5日 信くんの誕生日
咲本 向日葵/ Sakimoto
北 信介/Kita
咲本 向日葵/ Sakimoto
咲本 向日葵/ Sakimoto
歩いて着いたのは、あの日と同じ場所 一面の向日葵畑、夏風に揺れる黄色い花
*向日葵だと思ってください
私は…勇気を出して言った
咲本 向日葵/ Sakimoto
北 信介/Kita
咲本 向日葵/ Sakimoto
咲本 向日葵/ Sakimoto
その瞬間だった 信くんの動きが止まる 風が吹く 向日葵が一斉に揺れた
北 信介/Kita
咲本 向日葵/ Sakimoto
北 信介/Kita
咲本 向日葵/ Sakimoto
咲本 向日葵/ Sakimoto
忘れていたことなんて、責められない だって 信くんは昔から 誰にでも優しかったから
きっと私だけを助けていたわけじゃない
咲本 向日葵/ Sakimoto
咲本 向日葵/ Sakimoto
咲本 向日葵/ Sakimoto
咲本 向日葵/ Sakimoto
咲本 向日葵/ Sakimoto
咲本 向日葵/ Sakimoto
信くんは何も言わない ただ、私を見つめている。 その視線が少しだけ照れくさくて、私は笑った
咲本 向日葵/ Sakimoto
北 信介/Kita
北 信介/Kita
その一言だった 昔、転んだ私にかけてくれた声と同じ 涙が、ぽろりとこぼれた
北 信介/Kita
北 信介/Kita
咲本 向日葵/ Sakimoto
北 信介/Kita
北 信介/Kita
北 信介/Kita
少しだけ照れながら 耳まで赤くして
咲本 向日葵/ Sakimoto
咲本 向日葵/ Sakimoto
子どもの頃は、ただ見つめるだけだった 向日葵みたいに でも今は違う 同じ空を見上げて 同じ歩幅で歩いて 隣で笑い合える それが、私の初恋の結末
そして―― 新しい恋の始まりだった
向日葵が咲く頃に_。 Fin
ここまで読んでくださってありがとうございます!! 今回のお話は、北信介の誕生日(7月5日)に合わせて書いた読み切りでした~🙌 テーマは「向日葵」です 向日葵の花言葉には「あなたを見つめる」という花言葉があります💭 この物語では、その“見つめる”という気持ちを、ただ一方的な憧れではなく、「もう一度会えた時に、隣に立てる自分になりたい」という成長と再会の想いとして描きました 幼い頃の初恋は、ただまっすぐ相手を見ているだけだったけれど、時間を経て、その気持ちが少しずつ形を変えていく。そんな静かな恋を意識しています 北さんのように、日々を丁寧に積み重ねる人だからこそ似合う恋にしたかったです 改めて、誕生日おめでとうございます!!
55
ふー🫧
41
#北信介
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35