俺が中学時代、虐められてた事。
あの少年たちはいじめの主犯格だった事。
なーくんはそんな俺を守ってくれた事。
どういう風に伝えたかはもう覚えていないが、全て伝えたつもりだった
橙樹
黄神
青猿
持っていた救急箱で俺とるぅとくんを治療しながら彼らは口々に言う
、、ころちゃんは少しずれた返答だったけど
橙樹
赤崎
ころちゃんやるぅとくんはまだしも、ジェルくんに俺の思いは伝えてないはず。
ドギマギしながらジェルくんを睨むと彼は軽く笑う
橙樹
青猿
橙樹
黄神
赤崎
じゃあ彼は俺の好きな人もころちゃんの好きな人も知ってるという事か。
そう納得し、ふぅ、と一息つく
__そんなに俺分かりやすかったかなぁ、、
空を仰ぎ絶望しているとるぅとくんが口を開いた。
黄神
赤崎
俺の言葉にジェルくんは鼻高々に口を開く
橙樹
赤崎
橙樹
赤崎
その辺にある木の棒使った方がよかったんじゃ、、
やっぱジェルくんは変人なんだと改めて思った
青猿
黄神
青猿
黄神
彼らは彼らで話が盛り上がっていた
赤崎
2人に笑みを向けた後、俺は歩き出そうとする
橙樹
赤崎
赤崎
俺の隣まで走り近寄るジェルくん。肩に手をかけようとしてきたがそれを振り払う
赤崎
橙樹
赤崎
コイツにこんな風に扱われるのはムカつく。
だから小さな声でしか返事できなかったが、ジェルくんは優しく
橙樹
と笑った。
、、、まぁ、変人でも嫌いでは、ないな。
彼にはそんなこと死んでも言わないけど
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