テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
3
コメント
2件
なんといい作品
ぷろろーぐ。
入学して一週間。
shion...
見慣れた白い天井。
保健室のベッドに横たわるのは、これで何回目だろうか。
teacher...
shion...
そう言いながら、視線を逸らす。
無理なんて、してない。
ただ、普通に過ごそうとしただけだ。
でもそれが、自分には"無理"になる。
どうせ、長くは続かない。
クラスにも、学校にも。
深く関わる意味なんてない。
そう思っていた。
がらがら、と。
扉が開く音。
「失礼しまーす」と言う声が聞こえる。
軽い声が、静かな空間に落ちる。
それが、
全ての始まりだった。
第一話 うるさいせんぱい。
akkiy...
shion...
akkiy...
初対面なのに、やけに距離が近い。
akkiy...
shion...
akkiy...
akkiy...
shion...
akkiy...
にへっと笑う先輩。
その笑顔が、妙に引っかかる。
shion...
akkiy...
_覚えつもりなんて、なかったのに。
第二話 ほけんしつのきょり。
akkiy...
shion...
akkiy...
先輩は自然と横に座る。
shion...
akkiy...
減る…。
俺の中で、何かが。
akkiy...
shion...
akkiy...
即答。
なんでわかんだよ
akkiy...
その言葉に、少しだけ胸がざわついた。
第三話 ちがうせかい。
廊下。
girls...
boys...
男子女子関係なしに囲まれてる姿。
明るくて、中心にいて。
自分とは住む世界が違う人。
akkiy...
shion...
akkiy...
shion...
akkiy...
また、見抜かれる。
関わるべきじゃなかった。そう思った。
第四話 きょりをおくりゆう。
保健室に行かなくなった。
あっきぃに会わないように。
でも。
akkiy...
shion...
akkiy...
shion...
akkiy...
静かに言う。
akkiy...
shion...
akkiy...
shion...
言ってしまった。
本音。
第五話 それでも。
akkiy...
shion...
akkiy...
shion...
akkiy...
一歩、近づく。
akkiy...
shion...
akkiy...
シンプルな理由。
なのに、
どうしてこんなに響くんだろう。
第六話 くずれる。
文化祭当日。
俺は無理をして、クラスに出ていた。
friend...
shion...
大丈夫なわけ、ないのに。
視界が揺れる。
shion...
そのまま、倒れた。
第七話 そばにいるりゆう。
目を開けると、見慣れた天井。
そして、
akkiy...
shion...
akkiy...
少し怒った声。
でも、どこか安心する。
shion...
akkiy...
akkiy...
その一言が、やけに重い。
第八話 とどかないはずだった。
shion...
akkiy...
shion...
akkiy...
遮られる。
akkiy...
shion...
akkiy...
shion...
akkiy...
akkiy...
そう言うと、胸を軽く叩く。
akkiy...
akkiy...
その瞬間。
何かが解けた。
えぴろーぐ。
放課後の保健室。
shion...
akkiy...
隣に座る距離も、もう慣れた。
shion...
akkiy...
shion...
akkiy...
shion...
akkiy...
shion...
口元が、少し緩む。
shion...
akkiy...
当たり前みたいに言う。
akkiy...
akkiy...
窓から差し込む光。
あの時とは違う。少し暖かい空気。
届かないはずだった距離は、もうない。