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仁
雅也
仁
仁
雅也
仁
土曜 夜
雅也
仁
仁
雅也
仁
雅也
仁
雅也
仁
雅也
仁
目の前には、岩肌にぽっかりと口を開けたようなトンネルの入口があった
雅也
仁
仁
雅也
仁
仁
仁
仁
雅也
雅也
仁
雅也
雅也
仁
仁
雅也
真っ暗の中、懐中電灯の光を頼りに進む
先は見えない
雅也
仁
雅也
雅也
雅也
仁
仁
雅也
仁
雅也
仁
仁
くるっ
仁
雅也
懐中電灯が
照らす先には
異形の者が。
その姿は
まさに、鬼だった。
仁
雅也
仁
俺達は走った。
無我夢中で。
振り向かなくてもわかる
今にも鬼が捕らえようと手を伸ばしている
その時
雅也
ズシャッ!!
雅也の足がもつれ、転んでしまったのが横目で見えた
仁
雅也
雅也
振り返ると、鬼が雅也の足を掴んでいた
仁
そのまま、俺は雅也を置いて逃げてしまった
はぁ!はぁ!
あれからどのくらい走り続けているのだろう
1時間?
2時間?
1日?
1週間?
いや、もっとかもしれない
息が上がる
のどがひりつく
だけど、立ち止まるわけにはいかない
鬼に捕まる
雅也
雅也
雅也
雅也
雅也
雅也
雅也
雅也
雅也
雅也
雅也
雅也
雅也
俺は立ち止まることはできない
捕まるまで
鬼ごっこは終わらない