由希
急に病院から電話がかかってきた
由希
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通話
00:00
由希
なんだろうと思って聞いてみたら「お父様が亡くなりました」
私は何もいえなくなった
私は何もいえなくなった
由希
落ち着き始めたら涙が溢れてきた
「なんで...なんで...助けられなかったんだ...」
自己嫌悪に襲われた
「なんで...なんで...助けられなかったんだ...」
自己嫌悪に襲われた
由希
病院から話を聞くと「お父様は前から重度のがんを持っていました。我々も最善を尽くしましたが症状が悪化してしまいそのまま...」
由希
私は信じたくない事実に挟まれてしまった。確かにそういえばお父さんが最近帰って来なかったのもこのせいだったのかと思った。
由希
急いで病院に向かった
由希
また自然と涙が溢れてきた
由希
「天国のお父さんが見たらどう思うかな?」
由希
不安と悲しみに囲まれたが私はお父さんに向けて心の中で祈った「きっといつか私の姿を見つけてください。必ず笑顔にすると誓います」
由希
後ろからお父さんと同じ安心感を感じた。
由希
天国のお父さん。ずっと見ててね