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月
森の中で偶然会った。
目の前には無惨様。玉壺の姿はない。
無惨
月
溜め込んでいたものが一気に溢れた。
月
月
月
月
止まらない。
月
月
月
月
月
視線を落とし小さく続けた。
月
その瞬間。背後から、ぬるりとした声。
玉壺
月
思わず声が裏返り飛び退いた。心臓が跳ねる。
振り返るとそこには壺から半身を出した玉壺がいた。
無惨
無惨
無惨
楽しそうに指をおって復唱する。
その瞬間。無惨様の声が低く響いた。空気が一変する。
無惨
無惨
玉壺
玉壺
深く頭を下げる。無惨様は淡々と続けた。
無惨
無惨
一瞬の鋭い視線。
無惨様の気配が消え再び静寂が戻る。玉壺がこちらを見る。
玉壺
玉壺
低く楽しそうな声。
私はその声が嫌いではなくなったみたいだ。