リドル
ねえ、監督生
リドル
少しいいかい?
私
はい!
私
なんでしょう??
リドル
実は君に伝えたい事があって
私
はい、
リドル
マジカメで言うのもあれだから明日会って直接伝えたいんだ
リドル
明日、会えるかな
私
はい!もちろん!
私
ハーツラビュルまで行きましょうか??
リドル
いや、僕がオンボロ寮まで行こう
リドル
待っててくれるかい?
私
えっでも迷惑じゃ…
リドル
そんなことないよ、
私
じゃあ、お願いします…!
リドル
じゃあまた明日
リドル
おやすみ
私
はい!おやすみなさい!
リドル
監督生、リドルだ。お邪魔してもいいかい?(扉の外から)
私
あっ寮長!今開けますね!
ガチャ
リドル
おはよう、君にも支度があるだろうし手短に済ませるね
私
全然!ゆっくりしていってください!
リドル
ありがとう
リドル
それで、言いたい事なんだけど
リドル
監督生、
私
はい、
リドル
その、君が
リドル
リドル
好き…なんだ
私
なるほど、私が好きと
私
え!?
リドル
ずっと、好きだった
リドル
君さえよければ僕と付き合ってもらえないだろうか
私
!
私
つ、つきあ
私
えっ
リドル
ダメだったかな
私
そ、そんなことないですけど!
私
でも私異世界の人間ですよ!?
私
魔法も使えないしそもそも寮長のお母様が許すかどうか…
リドル
僕は世界線なんか関係ないと思っている
リドル
魔法の有無や、親の言うことで決められたくないんだ
リドル
もっとも、お母様は許してくれないと思うけどね
私
じゃあ…
リドル
君は、どう思っているんだい?
リドル
僕の事が好きではないのなら潔く諦めよう
私
わ、私だって寮長のこと!
リドル
ほう?
私
あっ
リドル
僕の事が…?
私
寮長の、ことが…
私
私
好きですよ!
リドル
じゃあ、改めて言うよ
リドル
もうこれしか言わないからよくお聞き
リドル
監督生、好きだ。
リドル
僕と付き合って欲しい
私
はい…!寮長!
リドル
ふふ、ありがとう
リドル
せっかく恋人なんだから、寮長。っていうのはやめて欲しいかな。
リドル
ちゃんと、名前で呼んで?
私
リ、ドル
リドル
もっと、はっきり
私
〜
私
リドル!
リドル
よく出来ました。(撫でる)
私
っ
リドル
どうしたんだい?顔が赤いよ?
私
リドルの、せいだもん…
リドル
これはこれは、失礼したね
リドル
でも、やめられそうにないな
私
て、照れるから…!
リドル
ふーん、じゃあやめた方がいいかい?
私
う…
私
やめないで…
リドル
君は本当に素直な子だね
リドル
そんな可愛らしいところも大好きだよ