エーミール
ふむ、やはりここは落ち着く。
半年前来た時はあの総統がいたから落ち着く空間ではなくなっていたのだ。
あの大魔王がいなければ、ここは私にとってここは安らぎの場だ。
エーミール
あ〜…ほんと、ここの紅茶美味しいわぁ〜
リラックスし過ぎて口調が崩れてしまったのは仕方ない。
エーミール
というか…そもそも、あいつのせいでもう俺教授やないし…
半年前の事話し始めたら長くなるので割愛。 詳しくは「蝶と悪魔の御遊び。」 を読んでください。お願いします(スライディング土下座)by作者
エーミール
たくっ……まさかあそこまでやるとか…ほんまにあいつは…
「あの戦争大好きおじさんめ…!」 と紅茶を啜りながら呟く。
まぁ、今更気にしてもしゃあないんやけど…
エーミール
うちの生徒達に怪我が一切なかったのは、
不幸中の幸い……なわけないですよね……
不幸中の幸い……なわけないですよね……
エーミール
はぁ……ん?なんや?あの人…
その人は、黒い髪を七三分けにし、キッチリとした軍服に身を包んでいる。
間違いない、グルッペンのところの兵…いや。幹部か…それとも右腕か…
まぁ、私からすればどちらでも良いんですけどね
エーミール
……目をつけられても困りますし、演技でも始めましょうか
そう呟き、”エーミール”はゆっくり”私”仮面を被る。 深く、そして勿論、誰に気付かれないように___
エーミール
さぁ、あなたにこの仮面の下が分かりますか…?







