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2007年5月 ゴールデンウィーク
温泉街
毘翠と咫穏は足湯を満喫していた
咫穏
思わず顔が綻ぶ
毘翠
咫穏
毘翠
感情がないわけではない。顔に出にくいだけだ
毘翠
毘翠
咫穏
咫穏
ときおり話しかけようかどうか迷っている
咫穏
咫穏は案内図を広げた
毘翠
咫穏
毘翠
咫穏
咫穏
咫穏
咫穏
毘翠
毘翠
カフェへ向かう途中の飲食店の前で人集りができていた
咫穏
毘翠
人垣をかきわけて前に出ると──
卓上には空になった酒瓶と徳利が散乱している
毘翠&咫穏
隣の席では男たち4人が酔いつぶれていた
咫穏
毘翠
呆然と見つめる
ごくりと酒を飲み干す
?
おっさん
おっさん
?
おっさん
?
?
咫穏
咫穏
?
浴衣姿の男──宗戒堂絢斗(しゅうかいどうあやと)が振り返る
咫穏
咫穏
ちょうど清酒が運ばれてきた
絢斗
咫穏
咫穏
絢斗
清酒を一気飲みする
絢斗
絢斗
咫穏
絢斗
男たちに指をさす
咫穏
絢斗
さっさと外へ出てしまった
咫穏
毘翠
咫穏
ため息をつくと、あとを追いかけた
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