夏の水辺にはあの世の魂が漂うらしい
それを聞いてから川沿いの帰り道が怖くなってしまった
怖いと思うと肌寒くなって余計に怖くなる…
あかり
ゆな
クラスメイトのあかりが、少し背の高いお姉さんらしき人と一緒に向かい側から歩いてきた
あかり
ゆな
ゆな
あかり
あかり
ゆな
あかり
ゆな
あかり
ゆな
あかり
あかり
ゆな
あかり
あかり
ゆな
あかり
あかり
ゆな
ゆな
ゆな
と、ここまで言って、すぐそばでお姉ちゃんが話を聞いていることを思い出した
なんとなく会釈だけする…
姉
姉
妹が宿題をなまけるとかは
そんなに気にしてないみたいだ
ゆな
あかり
立ち止まり振り返ると、お姉さんはまだこちらを向いていたので
もう一度会釈をして立ち去った。
次の日
あかり
あかり
ゆな
あかり
ゆな
あかり
ゆな
あかり
ゆな
あかり
あかり
ゆな
あかり
ゆな
あかり
あかり
ゆな
思い返せば変だった
あのとき、あの場所ですれ違った後、
あかりと一緒に歩きながら後方にいる私と目が合うなんて
首が真後ろまで曲がらなければ絶対に起きないことなのだ…
それ以来、川沿いの道はなるべく歩かないようにしている
コメント
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面白い🤣