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俺の1日は光の差す所から 始まる。

日向

……ねむ、もう朝?

日向

とりあえず、桜を起こす前に料理するか!

親は、外国事業の責任者だからいない。 現地で仕事をしている。 この家には俺と、桜だけだ。

日向

今日は……和食にしよ!

日向

日本人の朝はこれだよね〜、

今となっては慣れたけど、 初めは本当に大変だった。

いなくなってから分かる、 親のありがたさ。

日向

(俺も結構料理出来るようになったよな〜!)

親が帰ってきたら、 感謝を伝えよう。 そして、手料理を振る舞おう。

日向

とりあえず、味見……うん、美味しい…美味しいけど。

日向

(……やっぱり、親の味には勝てないな。)

日向

……さて、そろそろ桜を起こさないと!

俺の朝は2度寝する所から始まる。 1度目の起床は天井を見上げている。

…………ねむ。

これからまた寝たとしても、兄ちゃんが起こしてくれるだろうし、

(とゆうか、その方が嬉しいし。)

………寝るか!

日向

桜〜? って、まだ寝てるし……

日向

ほら、そろそろ起きな?

ん…………おはよ。

2度目の起床は兄の顔を見ている。

日向

ほい、おはよ。もう朝ごはん出来てるからね〜?

言われなくても降りる。

美味い。 朝の寒さが残る朝にピッタリだ。 心までじんわりあったまる。

日向

じゃ、食べよっか、って…もう食べてるし。

だって美味そうだったから、とゆうか

本当に、料理作るの上手くなったよな〜

日向

……そう?

そう、明らかに前より美味い。

日向

まぁ、その食いつき具合だと本当かもね。

日向

本当、桜の食いつき具合を見てると…嬉しい。

日向

…ただ、母さんの味にはまだまだ勝てないと思う。

……そうか?

母さんの料理。 どんな味だったのか、そんなの覚えてない。

今、俺の体は 兄の料理で満たされている。

日向

…それと、桜。

日向

また何か、変な事言われたり…無視されたら

日向

……絶対に、また俺に伝えてね?

……それを言うなら、兄ちゃんもだろ。

日向

………まぁ、そうなんだけどさ。

日向

俺より、桜が心配なんだよ。

会話がそこで途絶えた。 何か、話をしないとなのに。

日向

あっ、そういえばさ、

日向

父さん達の事業。 軌道に乗ったらしい。

じゃあ、こっちに帰ってくるのか?

日向

いや、まだ帰ってこないらしい。

日向

なんか、また新規プロジェクトの提案が来たらしい。

本当、父さんたち、何をしてんだ?

日向

さぁ……?

日向

俺も全くわかんない…けど。

日向

まだ帰国には時間が掛かると思うよ?

……そう。

親が帰ってこない。 それを聞いて安心した。

兄ちゃんが愛され過ぎて困ってます!!

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きゃああああ

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