俺の1日は光の差す所から 始まる。
日向
日向
親は、外国事業の責任者だからいない。 現地で仕事をしている。 この家には俺と、桜だけだ。
日向
日向
今となっては慣れたけど、 初めは本当に大変だった。
いなくなってから分かる、 親のありがたさ。
日向
親が帰ってきたら、 感謝を伝えよう。 そして、手料理を振る舞おう。
日向
日向
日向
俺の朝は2度寝する所から始まる。 1度目の起床は天井を見上げている。
桜
桜
桜
桜
日向
日向
桜
2度目の起床は兄の顔を見ている。
日向
桜
美味い。 朝の寒さが残る朝にピッタリだ。 心までじんわりあったまる。
日向
桜
桜
日向
桜
日向
日向
日向
桜
母さんの料理。 どんな味だったのか、そんなの覚えてない。
今、俺の体は 兄の料理で満たされている。
日向
日向
日向
桜
日向
日向
会話がそこで途絶えた。 何か、話をしないとなのに。
日向
日向
桜
日向
日向
桜
日向
日向
日向
桜
親が帰ってこない。 それを聞いて安心した。
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きゃああああ