この作品はいかがでしたか?
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prologueだよぉ…
私,どの連載も進めてないよねw
ダメだなぁw
まぁ、とりあえずどうぞ。
誰かが尋ねた。
『白い騎士は、どんな人ですか?』
白い子兎は太陽のような笑顔で
『いつも笑顔で、愉快な人』
と、答えた。
反抗的な錬金術師はぶっきらぼうに
『バカみたいに優しい一人ぼっち野郎』
と、答えた。
神々しい教祖は、目を細めたまま
『気遣いができる、大らかな人柄』
と、答えた。
呑気な双子の悪魔は、ケラケラと嗤いながら
『悪戯しがいのある、おもしろい奴』
と、答えた。
騎士をまとめる帝王は、退屈そうな顔で
『大馬鹿者』
と、答えた。
強く、明るい青の騎士団長は、
『彼奴は、誰よりも熱く、素晴らしい男だ。』
と、ガーベラの世話をしながら答えた。
その姿は、明るく団長と言う名に相応しい顔だった。
真面目で博識な、紫色の騎士は
『彼は、頼り方を知らない哀れな子供のようです。』
と、シラーを見つめながら答えた。
その目は、冷たく、虚ろだった…
臆病な新人の緑の騎士は
『先輩は、こんな、自分にも優しくしてくれたいい人だよ。』
と、ジニアの花束を抱えながら答えた。
その顔は、寂しげで捨てられた子犬のような顔だった…
勇猛果敢で真っ直ぐな赤の騎士は、
『彼奴は、頑張りやで、真っ直ぐで、隣にいて安心できる』
『最高の相棒だった…』
と、抱えたカンパニュラを撫でながら答えた。
その顔は、誰よりも歪んでいた……
昔、昔。とある王国に5人の騎士がいました。
それぞれ、 青色 紫色 緑色 赤色 白色 と、分けられていました。
騎士たちの周りには、国民の他にも小さな子兎や
錬金術師、悪戯好きな小悪魔、
偉大なる教祖や策略家の天使
陽気な国王
などの沢山の者が騎士たちを囲んでいました
白色騎士は、それがうれしくて堪らなかった。
皆から、愛されて、みてもらえてとても、とても嬉しかった。
しかし、白色騎士はある日突然姿を消した…
原因は、分からない。 皆、必死で探した。
だけど、見つからなかった…
そして、王国は、静かになった…
子兎は、森の中に隠れ、 錬金術師は、怪しい錬金術ばかりするようになり 小悪魔は、嫌がらせばかりするようになり 教祖は、毎日、毎日、涙を流しながら願い 天使は、元いた場所に帰り 国王は、国を閉じ城に閉じこもった
残された騎士たちは、真相を探し続けた。
そして、今もなお探し続けている……
めでたし、めでたし…?
コメント
1件
今回も神作ですね!!!! めちゃくちゃ良かったです!!!! まぁ…!!!素敵な物語ですね!!! 皆は大切にしてたのでしょうね… だがしかし…白い騎士にも いなくなった理由があるんでしょう だからこそ、 探すのが難しくなりそうですね… 次回も楽しみに待ってます!!!!