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花は血で咲いた。

24 - 第二十二話 「散るか、咲くか」

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2025年08月19日

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第二十二話 「散るか、咲くか」

七都市が、東京の中心部に集結した。

北海道の白コートが風になびく。

大阪が静かにナックルをはめ、

愛知が、いつもの冷静さをやや失いながら前へ出る。

愛知

ここが、“咲かせる場所”か……

福岡

違う。

福岡

“選ばれるかどうかを決められてた場所”だ。

広島が一歩前へ出る。

広島

――なら、変えようぜ。

広島

咲けなかったヤツも、咲くために立ったんだ。

人格α・灯(とも)が、β・咲良(さくら)に問う。

東京(α)

なぜ、お前は“選別”にこだわる。

東京(β)

俺たちは、あの日……“咲けなかった”んだよ。

東京(β)

愛されたヤツら、評価された都市、

東京(β)

都道府県の名前を誇った連中。

東京(β)

でも、俺は――“影”だった。

東京(β)

だったら、“咲ける者”を俺が選んで何が悪い!!

東京(β)

俺たちの咲き方は、誰も知らねぇ。

東京(β)

だったら、咲かせ方ごと壊すしかないんだよ!!!

東京旧管制区域。

七都市は、かつてのHYDRANGEA本部へと踏み込む。

警備網は――既に“第九”に制圧されていた。

宮城

全自動防衛システム、改ざん済みだ……

大阪

つまり、向こうは“完全に仕掛けてきた”ってことやな

廊下の奥。

山梨が立っていた。

山梨

やっと……来てくれたんですね

その姿は、どこか痛々しくも、優しい光を放っていた。

山梨が一歩踏み出す。

山梨

私は……ずっと、咲きたかった。

山梨

でも、誰からも“必要とされなかった”。

山梨

咲こうとした瞬間、“枯らされた”んです

山梨

だから……咲いた花の上に、

山梨

“咲けなかった者の屍”を咲かせることにした。

愛知が、ぎり、と歯を食いしばる。

愛知

違う。俺らは咲けなかったヤツらを、見捨ててない。

愛知

お前が、そう思い込んでるだけだ

北海道

咲き方は一つじゃない。

北海道

誰かの下で咲くんじゃない、“隣で咲く”ことだってある

管制室――東京β(咲良)が、人格αを完全に封じ込める。

東京(β)

……もういいだろ、灯。

東京(β)

お前が信じた“秩序”は、偽善だった。

東京(β)

だったら、俺が“真の咲き方”を見せてやるよ。

咲良は全システムを掌握する。

《HYDRANGEA再起動開始》

東京(β)

さあ、最終選別だ。

東京(β)

咲ける花は、ただ一つ。

東京(β)

他は……全て、枯れろ。

第九(山梨)と七都市、思想ごとの激突

東京βの人格暴走、αの意識は……

「咲く」という言葉の、本当の意味が暴かれる

次回

第二十三話 「咲かないことも、咲くことだ」

next→♡430

完結迄…一直線。

短いっすね…ごめんなさい…、

花は血で咲いた。

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