テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
52
#都道府県大好きオタク
白岡 白
114
20
ミスター銀さん
ミスターブラック
前を歩く少女の後に続く二人。
中学生か小学生くらいの足跡が地面に落ちていた
彼らは静かに続く
ザッ。
彼女は急激に足を止めた
ミスター銀さん
銀さんが赤目の少女に問う。 彼女はくるりとこちらを向いて、顔の前に手をやった
瞳や顔を守る様な形だった
ミスターブラック
ミスター銀さん
二人は鋭い指示に困惑しながらも、顔を手で覆い守った
その刹那
ザァァ″ァ″ァ″アッ
とてつもない轟音が耳を刺す
辺りは目を閉じているため分からない。だが、彼女の指示を聞いておいてよかった、と思うのは確か。
体に粒の様な小さな何かが当たっているのも分かった
まるで砂漠の砂嵐の様に。
轟音が過ぎ去った頃、少女の声がした
ミスター銀さん
銀さんが勢いよく息を吸い込んで吐く
額には冷や汗が光っていて、疲れや困惑が滲み出ている
ミスターブラック
何故か少女は嘲笑うかの様に微笑んだ
ミスターブラック
ミスターブラック
少女がまるでバスツアーの案内人の様に右手を広げる
その先にあったのは
ミスター銀さん
銀さんは綺麗な二度見をして、ブラックは信じられないと言わんばかりに口元に手を当てた
ミスターブラック
少女は表情一つ変えず、目の前の″ビル″に走って行く
……そう。
一瞬のうちに町が現れたのだ。 しかも、ビルや公園、が立ち並ぶ、随分と都市化が進んでいたと思われる町が。
建物の色は廃れて消えている
人が生活しても全く問題ない建物が、そこらかしこに見られているのだ
研究者にも分からない異常が、今目の前にある。
そして上空から雪の様なものが常に降り続き、それが積もっている様に思えた
雪のように足がいきなりズボッとはまって抜け出せなくなる…なんて事はないが。
もしかしたら、かつて道路や一軒家があったのかも知れないが、この白いもので埋まってしまったのかも知れない
ミスター銀さん
銀さんは近くにあった柱を触りながら呟く
ミスターブラック
少女は地面に手を伸ばして白いものを掴んだ
だがすぐに黒い上着でパッパッ、として落としてしまった
ミスター銀さん
口数の少ない少女はそこで口を閉じるが、珍しく彼女から言葉を発した
ミスター銀さん
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスター銀さん
ミスターブラック
ミスターブラック
ブラックが言葉を放つ前に少女は駆け出していた
追ってしまおうかと思ったが、足を止める
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスター銀さん
ミスターブラック
ミスター銀さん
銀さんも気付いたのか目を開く
ミスター銀さん
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスター銀さん
ミスターブラック
ミスター銀さん
……タッタッ。
彼らは雑談で彼女が来るまで暇を潰していた
ミスター銀さん
ミスターブラック
ミスター銀さん
「あのぉ、盛り上がってるとこすんません〜…」
やんわりとした、独特のペースを持つ声がした
ミスター銀さん
二人が慌てて振り返ると、先ほどの彼女と同じくらいの歳の少女がそこにいた
その右目には黒色の包帯を巻いている。
ははっ、と彼女は笑う
ミスターブラック
ブラックはしみじみと呟く
ミスターブラック
ミスター銀さん
ミスター銀さん
ミスター銀さん
ミスターブラック
包帯の子は落ち着いた表情で口の先を上げて笑った
ミスター銀さん
彼女はそこまで話し、「あ、そういや」と付け足す
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスター銀さん
『眼帯』
眼帯は独特な口調で挨拶を交わした
『眼帯』
ミスター銀さん
ミスター銀さん
『眼帯』
ミスターブラック
『眼帯』
どことなく彼女は奥歯を噛んで話している様に思えた
銀さんは心配して眉を下げる
しばらく沈黙が流れ、ようやく眼帯は口を開いた
『眼帯』
『眼帯』
『眼帯』
『眼帯』
ミスターブラック
『眼帯』
ミスターブラック
ミスター銀さん
『眼帯』
そうやって眼帯はハハハ、と笑いを漏らした
おまけ
新たに登場したキャラを詳しくお見せします
『赤目』
『眼帯』
ご視聴ありがとうございました
コメント
6件
眼帯〜!!あの女の子は赤目なんだね?うーん……、あの人たちは生きてるのだろうか?なんか…名前忘れたのも気になるし…。迷い込んだってのも何かなぁ……。
最近またウォタチャレにハマってきてるので嬉しいです…!! 後やっぱ語彙力が最高すぎます✨️ (→すまない冒険のリメイク最高すぎてずっと叫んでた人)