テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
イマナリが不登校になった原因は母親にある。
彼と接してきたのに、それに気づけなかったことが情けなかった。
キョウトウ
ヒグラシ
ヒグラシ
キョウトウ
外には警察とマスコミ。
革命軍によって軟禁されているはずのイガラシ達が外に出れば、当たり前だが目立ってしまう。
もっとも、イシカワ達はすでに学校を脱出済みだから、やってやれないことはないだろう。
ただし、イシカワ達のように上手くいくとは限らない。
ホソヤ
オオタ
イガラシ
イガラシ
イガラシ
決して、イシカワ達を信じていないわけではない。
しかし、自分が行かなければ――そんな使命感のようなものがあった。
ヤナギ
ふと、ヤナギは自分のデスクに向かい、引き出しの中から何かを取り出した。
ヤナギ
キラリと光るそれを受け取る。
それは、奇妙なマスコットのキーホルダーだった。
もちろん、キーホルダーということもあり、鍵がついている。
ヤナギ
ヤナギ
ヤナギ
キョウトウ
キョウトウ
ヤナギ
鍵を受け取り、呆然としているイガラシに向かって、ヤナギはこう続けた。
ヤナギ
ヤナギ
イガラシ
そこに余計な言葉は要らなかった。
鍵を受け取ったイガラシは、そのまま裏口に向かって駆け出す。
本当ならば内履きのまま外に出たくはないのだが、この際贅沢は言えない。
裏口から外に飛び出し、ヤナギの言っていた広場へと向かう。
この辺りは学校の裏側にあたり、もちろん駐車場として使われてもいないため、マスコミ関係者はもちろん警察の姿もない。
外はいつしかゆっくりと日が落ちようとしている。
イガラシ
広場にぽつんと停めてあるスクーターにまたがると、慣れない手つきで鍵を差し込み、そして前カゴに入っていたハーフヘルメットをかぶる。
随分と古いスクーターではあったが、エンジンはあっさりとかかってくれた。
エンジン音も控えめであり、裏口から裏道を使って学校を離れば、誰にも気づかれはしないだろう。
イガラシ
イマナリが動いたのは、お茶と菓子を盆に乗せた母親が、部屋に入ってきた時のことだった。
イシカワ
イシカワ
イマナリは母親の背後に回り込み、その首筋にカッターナイフを突きつけている。
イマナリの母親
イマナリ
イマナリ
イマナリ
フワ
イシカワ
イシカワ
イシカワ
イマナリ
イマナリ
イマナリ
イシカワ
イマナリ
イマナリ
イシカワ
イシカワ
フワ
フワ
イマナリの母親
イマナリ
イマナリ
イマナリ
イマナリの母親
イマナリ
イマナリ
イマナリ
イマナリ
イシカワ
懸命に諭そうとはするが、しかしイマナリの目は血走ってしまっている。
ふと、その時のこと。
インターフォンの音が辺りに響き渡った。
本来なら、モニターのところに向かって返答しなければ、来訪者との会話はできない。
しかし、どうやらその来訪者は――家の者が返答するまで待てなかったようだ。
イガラシ
イガラシ
外から彼の名を呼ぶ声が聞こえてくる。
外にはフワの車も停めてあるから、確実に家の中にいると確信したのであろう。
フワ
イマナリ
フワ
フワ
フワは軽くイシカワにアイコンタクトをすると、部屋を後にした。
イマナリ
イマナリ