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私はあれから何もしていない

なにかしたら

また私のせいになるから

なにもしたくない

それこそ、食事も最低限だし

お風呂も2日に1回程度になった

もう、何もしたくない

ぼーっと過ごしていると

ピーンポーン

インターホンがなった

このみ

(だれよ)

このみ

(もう、嫌なんだけど………)

無視するわけにもいかないので

仕方なく動き出す

インターホンに映る人に

見覚えはなかった

いや、正しくいうと

3人いるうちの2人には見覚えがある

けど、知らない人だ

この世界に友人はいない

それに

この人たちは配達員の格好も

していない

つまり、あの人関連

私を責めにでも来たのだろうか

転生したことで妙に頭が働く

でも今はそんなことどうでもいい

このみ

すみませんが話すことは何もないのでお引き取りください

杖道

『すみません』

杖道

『少しでいいんです』

杖道

『お話をお聞きしてもいいですか?』

このみ

いやです

このみ

言ったでしょう

このみ

何も話すことはないと

『怖いのか?』

このみ

このみ

…………………

このみ

怖い…………………?

このみ

そりゃ、知らない人たちがいきなりインターホン押してきて怖いって思うのが普通でしょ?

『違う』

『お前は、責められるのが怖いのかと聞いてるんだ』

このみ

…………………

瑠衣

『おい!なんかしゃべれよ!』

このみ

バレたなら仕方がない

このみ

けどさ、それが分かったところで私があなたたちを信用はできないし、話すつもりもないの

このみ

だから、帰ってよ

『…………………』

杖道

『どうする?仁』

『俺たちは責めない』

『もし、責めてしまった場合殴ればいい』

『これでどうだ?』

杖道

『!』

瑠衣

『はあ!?』

瑠衣

『なんでそこまでするんだよ!』

このみ

………いいよ

このみ

そういうことなら、話してあげる

ガチャ

杖道side

依頼があった

被害者の母親からだ

娘をこんなことにしたやつを

探してほしいとのことだ

そして、今は

事件発生時、

被害者の近くにいたという

目撃情報がある

女性の家に来ている

ピーンポーン

インターホンを鳴らすが

誰かが出てくる気配はない

瑠衣

仁、これどうするんだよ

瑠衣がそんな事を言った直後

このみ

『すみませんが話すことは何もないのでお引き取りください』

すべて事情を知っているかのような

言い方でこの家の女性が

話していた

瑠衣

ビクッ

瑠衣は急にでてきて びっくりしている

仁は、動揺している

私はこの声に少し期待を抱いた

あの子が、帰ってきたのかと思った

仁も同じことを思っているのだろう

仁はあの子が大好きだったからな

いや、でもそんなわけない

6年前のあの日、

亡くなったはずなんだ

私は、できるだけ平然を保って

話をした

杖道

すみません

杖道

少しでいいんです

杖道

お話をお聞きしてもいいですか?

このみ

『いやです』

このみ

『言ったでしょう?』

このみ

『何も話すことはないと』

やはり、だめか…………………

いつもの仁なら、 おとなしく引き下がるんだが………

怖いのか?

このみ

『!』

扉の奥の女性が驚いたのが分かった

少しの間、沈黙が流れる

このみ

『怖い…………………?』

このみ

『そりゃ、知らない人たちがいきなりインターホン押してきて怖いって思うのが普通でしょ?』

それそうだな

しかし、知らない人たち…………………

やはり声がにている違う人か

少し、期待を抱いたのだが………………

違う

お前は責められるのが怖いのかと聞いてるんだ

このみ

『…………………』

女性は黙り込んだ

瑠衣

おい!なんか言えよ!

瑠衣が突っかかって行ったから

少しヒヤヒヤした

しかし女性は気にすることなく話す

このみ

『バレたなら仕方がない』

このみ

『けどさ、それが分かったところで私があなたたちを信用はできないし、話すつもりもないの』

このみ

『だから帰ってよ』

…………………

仁は少し考え込むように黙る

あの子の声で拒絶されたんだ

あの子じゃないと分かっていても

相当ショックだろう

杖道

どうする?仁

でも、仁は食い下がらなかった

俺たちは責めない

もし、責めてしまった場合殴ればいい

これでどうだ?

正直、私はびっくりした

仁がここまで誰かに興味を持つこと

はなかなかないからだ

もしかしたらという考えを

捨てきれない

そう思っているんだろう

瑠衣はこのことについて

何も知らないので

瑠衣

はあ!?

瑠衣

なんでそこまでするんだよ!

と言っている

これで女性が気分を悪くしたら

話してくれないかもしれない

と私はヒヤヒヤしたが

女性は気にせず

このみ

『………いいよ』

このみ

『そういうことなら話してあげる』

と、言ってくださった

ガチャっと音を立ててドアが開く

仁・杖道

っ!

でてきた女性は

6年前に死んだあの子に

声だけでなく

容姿までも似ていた

まるで、成長したあの子が

帰ってきたような

そんな感覚だった

あなたと出会えて

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23

コメント

1

ユーザー

ありがとうございます…妄想が捗る…

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