テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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最近飼い始めた家畜

第18話 - 仕返し

171

2024年06月22日

#irxs

#赤白

#青桃

#水黒

奏雨

irxsnmmn注意 Ⅱ×VI Ⅴ×IV Ⅰ×Ⅲ(水黒青桃赤白) 主従家畜獣女体化要素を含みますペア・絡み偏りあり (話の流れも可笑しいです) 苦手な方地雷な方は自衛お願いしますまた「nmmn」という言葉を知らない方は1度物語を閉じ、調べてからの閲覧をおすすめします。 (本人様の名前グループの名前は出さないでください。お願いします) 桃黒白さん→獣青水赤さん→人間桃さん→女性 ※話し方が極端に違うメンバーさんが居ます。主にⅠさん

Ⅲ﹣🐇

…っ…りうら様…離してください

Ⅰ﹣🐤

…んっ、初兎もごめんな

Ⅲ﹣🐇

…

唇を離し怖がらせたお詫びにと頭を撫で、掴んでいた手を離された

Ⅲ﹣🐇

(すぐ子供扱いする)

Ⅰ﹣🐤

悠…本当にうちのが悪いかったな

Ⅵ﹣🦁

…

IV﹣🍣

六花無視したらりうら様困るよ

彼女が背中を宥め、年上らしく促すとおずおずと話し出す

Ⅵ﹣🦁

ボクが生意気言ったので…初兎は悪くないです

Ⅲ﹣🐇

いや、自分も度が過ぎた発言した自覚はあるから悠は悪ないよ

Ⅲ﹣🐇

自分が悪いのでりうら様は謝らないでください

Ⅰ﹣🐤

良いのー！！“俺“がやりたいだけだから

そう言ってりうら様は、無垢な笑みを浮かべる

Ⅰ﹣🐤

それと子供の面倒は大人が見るものだ

Ⅵ﹣🦁

りうら様に面倒を見られる程、ボクは手のかかる家畜ですか？

Ⅰ﹣🐤

…

IV﹣🍣

…？六花は、良い子なのにどーうしてそう思うの？

Ⅵ﹣🦁

ボク人に迷惑かけるから、いつも怒られるから…そう思って

Ⅲ﹣🐇

(質問してもこいつは答えへんし、
話変えるか)

Ⅲ﹣🐇

…まぁま、…悠は重く考える性格やから
聞いても無駄やと思うよ

IV﹣🍣

…そ〜う？

Ⅲ﹣🐇

そ〜う

呆然と立ち尽くす子供を安心させようと頬を撫でた

Ⅵ﹣🦁

っ…？

Ⅲ﹣🐇

餓鬼は餓鬼らしく自分らに迷惑かけぇや

Ⅵ﹣🦁

っ、う、ん

Ⅲ﹣🐇

こらっ、人の後ろに隠れないの！！
ないちゃんも困るから出てきぃや

IV﹣🍣

私は気にしないよ〜六花が後ろに隠れるのもいつもの事だよ

Ⅲ﹣🐇

ないちゃんが甘やかすから六花はずーっと人見知りやねん

Ⅵ﹣🦁

人見知りじゃないもん

Ⅲ﹣🐇

何処がよ…りうら様の目見てへんやん

Ⅵ﹣🦁

りうら様は身長高いから…

IV﹣🍣

言われてみたら、私も六花と目合ったことないかも？

目の前で目線の高さに合わせる為に、しゃがみ優しく声を掛ける

IV﹣🍣

私にも人見知りしちゃう？

Ⅵ﹣🦁

違っ…う、…

彼女との距離の近さに意識している餓鬼の表情を見ると腹が立つ

一応、彼女は保護者の為餓鬼を心配するのは無理もない

IV﹣🍣

なら、良かった〜

Ⅲ﹣🐇

(ないちゃんは人との距離感可笑しい子やから慣れなあかんのにな)

息を呑む程、澄んだ桃色の瞳が照れる餓鬼の表情を楽しそうに眺める

IV﹣🍣

っふふ〜綺麗な琥珀色だね〜

Ⅵ﹣🦁

なこの瞳も綺麗…やね

IV﹣🍣

っふふ…ありがとう〜六花も少しずつ前に出る練習しようね〜

服の裾を引っ張る餓鬼の手を外し、りうら様の前まで背中を押した

Ⅵ﹣🦁

っ…な、こ……こわ、い

前に出た子供は今にも泣きそうな顔で後ろに居る彼女を潤んだ瞳で見つめる

IV﹣🍣

大丈夫大丈夫〜りうら様は噛んだりしないから怖くないよ〜

噛みつかないって犬じゃあるまいし、噛み付くにしろ顔色が悪い子供にする程飢えてはいない

そう考えていると目の前の子供は、俯き気味に話し出す

Ⅵ﹣🦁

…りうら、様…お守りさせて申し訳ございません？

IV﹣🍣

(良かった…六花も頑張って話してる)

Ⅵ﹣🦁

なぁ、なこあっとる？

IV﹣🍣

合ってるよ〜六花偉いね〜

Ⅵ﹣🦁

…んん〜普段敬語使わへんから合っとるか不安やったから

褒める為に頭を撫で、子供の説明をするために口を開いた

IV﹣🍣

りうら様…六花は良い子なのでよろしくお願いします

Ⅰ﹣🐤

人見知り直ると良いけどな…

Ⅵ﹣🦁

っ、…

Ⅰ﹣🐤

(まぁ、焦らなくて良いか)

Ⅵ﹣🦁

………努力はします

Ⅰ﹣🐤

無理強いはしないけど、初兎には人見知りしないのか？

初兎とは目を見て話していることに疑問に思い質問した

IV﹣🍣

六花は初兎ちゃんには人見知りしないんだよね〜

Ⅵ﹣🦁

う、うん

IV﹣🍣

目隠れてると話しやすいもんね〜

Ⅵ﹣🦁

…う、んっ

Ⅰ﹣🐤

ないこはともかく…2人は、髪ボサボサだよな

Ⅲ﹣🐇

自分のは癖毛なので…

Ⅰ﹣🐤

無駄に伸びてるけどな…

Ⅲ﹣🐇

め〜

Ⅰ﹣🐤

羊だから仕方ないのかな…

Ⅲ﹣🐇

自分が髪切るのを面倒くさがってるのもありますよ

Ⅰ﹣🐤

そっか…今度切りに行こうな

Ⅲ﹣🐇

はぃ、っ

Ⅰ﹣🐤

悠は…

Ⅵ﹣🦁

…っ、…

Ⅰ﹣🐤

触らないから…そんなに怯えるな

怯える六花の頭を撫でようとしても今にも泣き出しそうな表情を浮かべる

迎えが来るとはいえ、むやみに触ると怒るから面倒なんだよな

Ⅱ﹣💎

…悠くん怖がりだから虐めないであげて

Ⅰ﹣🐤

…虐めてない

Ⅱ﹣💎

虐めてるもん…

Ⅵ﹣🦁

…っ、ほと、け…、？？

Ⅱ﹣💎

…っふふ〜驚いた顔も可愛いね〜

Ⅰ﹣🐤

(あいつ甘やかしすぎだろ…)

Ⅴ﹣🥂

ないこ勝手にほっつき歩いたら危ないやろ？

IV﹣🍣

ご主人…っ、勝手に出歩いて申し訳ございません

Ⅴ﹣🥂

謝らんでええよ、それよりないこに怪我が無くて良かった…ぁ

IV﹣🍣

…抱きつ、かないでください…っ！！

Ⅴ﹣🥂

っはは、そんな怒らんでええやん…
可愛い顔なんやから怒ると皺増えるよ？

IV﹣🍣

六花も居るので離れてください

Ⅴ﹣🥂

んっ…後で抱きつかせえてぇよ

IV﹣🍣

りうら様ご迷惑をお掛けしました…

Ⅰ﹣🐤

ううん…主人と会えて良かったな

IV﹣🍣

はいっ、、こんな人でも一応は主人なので…

Ⅴ﹣🥂

こんなんってなにぃよ〜！？

IV﹣🍣

女たらし…？

Ⅰ﹣🐤

まぁ、まろちが女たらしなのは…否定出来ないな

Ⅴ﹣🥂

りうくんまで酷…っ

Ⅰ﹣🐤

事実だろ…ないこが居るなら他の女に手を出すな

IV﹣🍣

…他の女の人ですか？

Ⅰ﹣🐤

そう、まろちは可愛い容姿の子なら誰にでも手を出す

驚く素振りを見せず、きょとんとした表情でまろちに冷たい視線を向ける

IV﹣🍣

ご主人がそういう人なのは知ってます

Ⅰ﹣🐤

まろちもこんな可愛い子放置せずに相手してやれよ

Ⅴ﹣🥂

未成年の女の子には手出さへんよ

Ⅰ﹣🐤

あっそ。そこまでは腐ってなかったか

Ⅰ﹣🐤

良かったな、ないこ〜

IV﹣🍣

別に私は構って欲しいわけじゃないので…気にしません

IV﹣🍣

それに私に可愛い家族が居ますので
ご主人が誰と遊ぼうが興味無いです

Ⅲ﹣🐇

ないちゃん、いつも自分らばっか構うけどいふ様にも話しかけぇや

IV﹣🍣

……やだ

Ⅲ﹣🐇

子供やないんやから我儘言わへんの…
りうら様には素直やろ

IV﹣🍣

それとこれは別だも、ん……

子供じみた声色は、反抗するように主人に対して冷たく響く

Ⅴ﹣🥂

ないこが冷たいのは今に始まったことやないし…気にせぇへんよ

IV﹣🍣

…今更慕う気も起きません

Ⅰ﹣🐤

…俺とほとけは慕ってるのにな？

Ⅵ﹣🦁

なこは素直に甘えれへんだけやと思う…

IV﹣🍣

…は、え、？？六花〜くぅ〜ん一旦黙ろっか ~ ♪

笑顔で口を塞ごうとする焦りを見る限り、図星を突かれたみたいだ

Ⅵ﹣🦁

事実やから…図星突かれたら怒るんやめてぇよ

IV﹣🍣

もー…六花のお喋り

Ⅵ﹣🦁

なこもお喋りやからお互い様

IV﹣🍣

っ、…

Ⅰ﹣🐤

…っふふ。仲良いんだね

Ⅲ﹣🐇

自分らは仲良いですよ〜

Ⅰ﹣🐤

そうだな…

Ⅰ﹣🐤

……

頬膨らませて何してんだか…図星突かれて拗ねてんのか？

Ⅲ﹣🐇

ないちゃん拗ねとんの？リスみたいになっとるよ

IV﹣🍣

なってない…し、

Ⅲ﹣🐇

なっとるよ

戯れる2人を横目で見た後、用のある人物に近づき声をかけた

Ⅰ﹣🐤

ほとけとまろち少し話せるか？

Ⅴ﹣🥂

……なに

Ⅱ﹣💎

んっ、？どーしたの？

Ⅰ﹣🐤

俺の我儘で悪いんだけど…ないこの面倒見たいんだけど

言い終える前に、鬼の形相で首を締め上げられ体が中に浮く

Ⅰ﹣🐤

ま“ろ、ち“…っ、…っ“ぁ“、

Ⅴ﹣🥂

何言い出すかと思ったら…早死にしたいん？

普段は無気力な癖に彼女が関わると乱暴的になる

微かな息の中な輝きのない瞳をゆったりと捉える

Ⅰ﹣🐤

まろ〜ち“…っ“、…っ“、な、い“っ、こが見“っっ“

Ⅰ﹣🐤

っ“、ぅ“

Ⅴ﹣🥂

大丈夫、すぐ楽になるよ

Ⅰ﹣🐤

っ“、っ、は“は…っっ“痛いのはいつも“俺“の時ばっかりなんだよなぁ、…

Ⅴ﹣🥂

りうくんが調子乗るからやろ？
乗らんかったらまだマシやったよ

Ⅰ﹣🐤

そ“、っ、う“だ、なぁ“…

Ⅴ﹣🥂

……汚い物見せてごめんな

Ⅰ﹣🐤

っ、…っ…

IV﹣🍣

暴力は駄目です…無抵抗の人の首を締めるのは良くないです…

Ⅰ﹣🐤

今のまろちは怒ると怖いから注意しない方が良い

IV﹣🍣

嫌です。駄目な事はちゃんと叱らないと駄目です

IV﹣🍣

小さい子の前で首を締めるとトラウマを植え付けてしまったり恐怖を与えてしまいます

Ⅰ﹣🐤

確かにそうだけど…

IV﹣🍣

ほとけ様、六花のことをお願いしても宜しいでしょうか

Ⅱ﹣💎

…う、んっ、…

IV﹣🍣

よしよし…怖くない。何も怖くないよ

恐怖で震える子を宥め大丈夫と口にし抱きしめた

IV﹣🍣

ほんと六花は可愛いね〜

Ⅵ﹣🦁

…っ、っ…う…うん…

IV﹣🍣

あはは…お眠？お子ちゃまにはもう寝る時間なんだもんね

Ⅵ﹣🦁

…、まだ起きれ、る…

IV﹣🍣

お姉さんと帰ろうね…よしよし、…おやすみ…六花

Ⅵ﹣🦁

っ、………

IV﹣🍣

……寝たか…な、？

Ⅴ﹣🥂

寝息も聞こえるし寝たんちゃう？

IV﹣🍣

そうですね…

Ⅰ﹣🐤

…っはぁ…

IV﹣🍣

りうら様、初兎ちゃん何処も怪我してませんか？

Ⅰ﹣🐤

俺は大丈夫……

Ⅲ﹣🐇

自分も大丈夫…何処も怪我しとらんよ

IV﹣🍣

いふさん、も何処も怪我してませんね…
頬は汚れてますけど…

Ⅴ﹣🥂

っ、…っ、ないこ、…拭かんでいいから

IV﹣🍣

泥汚れが多いですね…いふさん身嗜みには無頓着なんですか？

頬の汚れを手布で拭う度に、彼の顔が恥ずかしそうに赤く色付く

Ⅴ﹣🥂

距離近い…から離れて

IV﹣🍣

っと、拭えましたよ

Ⅴ﹣🥂

ないこの人との距離感どうなっとんねん…

IV﹣🍣

別に普通です…ご主人帰りますよ

Ⅰ﹣🐤

俺らも帰るか…

Ⅲ﹣🐇

…ないちゃん、振られたけど次会ったらまた口説くから覚悟してぇな！！

IV﹣🍣

…はっ、…？

Ⅲ﹣🐇

自分はないちゃんが好きやから諦めへんよ

IV﹣🍣

、、っ…えっと私………

Ⅲ﹣🐇

今はその可愛い顔見れただけでええ収穫やと思うわ…ないちゃんまたね

IV﹣🍣

っ、…っ…

頬に軽く口付け失恋の時には見せなかった幸せそうな涙を零す

Ⅰ﹣🐤

(報われない恋だと気付いてもきっと
こいつは諦らめない)

気付かれまいと頬から伝う涙を拭い、彼女の手を掴む

Ⅲ﹣🐇

ないちゃんの中では子供でも自分は男やから

IV﹣🍣

…っ、〜〜初兎ちゃん！！

Ⅲ﹣🐇

はいはい〜！！文句はまた今度聞くから〜またね

Ⅰ﹣🐤

ないこうちのを宜しくな…

IV﹣🍣

…っ、

首を絞められた仕返しにと耳に噛み付き真っ赤な彼女の頭を撫でた

IV﹣🍣

っっ……

Ⅰ﹣🐤

(次会ったら殺されるな……)

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