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快晴は何時だって変わらない

律儀で頭が良くて綺麗で…

あの時だって_空は…私に充分過ぎるほど 教えてくれた

春が去り

いつも以上に暑い天気と 明るい太陽を見上げ

口笛程度に呟いた

蒼空 アオイ

今日は…天気が良すぎるねぇ…

蒼空 アオイ

日向ぼっこには適してなさそうだ

歩く足を止め

微かに香る 海の匂いを軽く吸う

蒼空 アオイ

変わらないねぇ

蒼空 アオイ

今も昔も

蒼空 アオイ

…まぁ
平穏が一番なんだけどさ

蒼空を仰ぎ 私はまた歩きだした

おはよう御座います~

蒼空 アオイ

おはよう!
薫さん 今日も業務頑張ろうね

はい~!

探偵社の1階にあるカフェ「うずまき」は沢山の人が利用する喫茶店で

私達 以外にも探偵社で業務を行っている人が利用する

その中でも 私と顔見知りなのが「 薫」さん

高校は地元「埼玉」で一番頭が良い 名門学校に通っていたらしく

相当頭の回転が早い

だけど 運動は苦手らしい

蒼空さん! 依頼頑張って下さいね!

蒼空 アオイ

うん
ありがとう 頑張るよ

私は、にかっと笑い 事務所に向かった

蒼空 アオイ

此処の階段…やっぱり怖いんだよねぇ

毎回 思ってしまうのは不思議なのだろうか?

それとも 私が怖がりだからだろうか?

どちらにせよ 此処は毎日通らなくてはいけないから 愚痴なんて言ってられない

蒼空 アオイ

…よしっ!

私は、事務所のドアノブを持ち 扉を開けた

蒼空 アオイ

おはよう御座います

国木田

おはよう
相変わらず今日も早いな
感心感心

蒼空 アオイ

国木田さんよりは遅いですけどねぇ

蒼空 アオイ

まぁ……その言葉は受け取っておきます

蒼空 アオイ

…えっと
太宰は……

国木田

あの唐変木なら まだ来てないぞ

国木田

…まぁ いつもの事だがなッ!

蒼空 アオイ

《まぁ……確かに》

ガチャッ

お、おはようございます…

蒼空 アオイ

おはよう 敦くん

ぁ……蒼空さん おはようございます

蒼空 アオイ

ふふっ
今日の合同任務頑張ろうね

ご、合同任務…ッ?!
ぼ、僕……聞いてないんですケド…

蒼空 アオイ

…あれぇ?
太宰から聞いてない?

全く聞いてませんッ!

ぇ……?!
僕…今日 蒼空さんと………え?

国木田

…合同任務のような物かもしれんが………
依頼主から 「白い雌猫を探して欲しい」との依頼があったのだ!

蒼空 アオイ

白い雌猫…?

国木田

そうだ!

蒼空 アオイ

…ん~……あ!そういえば…
探偵社にも白い雄猫がいるねぇ~

だから僕は猫じゃないですってッ!

蒼空 アオイ

え~でも
虎って猫類なんだよ~

蒼空 アオイ

マタタビとかあげたら酔っ払っちゃうかな~?

僕は、まだ未成年ですッ!

蒼空 アオイ

え~…でも成人はしてるでしょ~?

蒼空 アオイ

でも……まぁ……そのうち 敦くんもお酒飲めるようになるかな?

…それは まだ分かりません

蒼空 アオイ

ふふっ…確かにね

何気ない会話を繰り広げていると 医務室のドアが開いた

与謝野

ふわぁ~…なんだい
朝から騒がしい奴らだねェ

中から出てきたのは 探偵社専属の女医 与謝野 晶子さんだ

少し長めの黒短髪につけているのは 黄金色の蝶の髪飾りで

ワインレッドの瞳が大人っぽさを更に感じさせる

蒼空 アオイ

おはようございます
与謝野さん

与謝野

おはよう 蒼空

与謝野

今日も早いねェ

蒼空 アオイ

ん~…まぁ 家に居るよりも 探偵社にいる方が楽しいんで…!

与謝野

そうかい
そりゃあ良かったよ

優しく微笑む顔はまるで聖母のようだ

そこからは時の流れは恐ろしい程早くて

気がついたら外で 敦くんと猫探しを開始していた

んもぉ~ッ!

何処に猫いるんですかぁ~…

蒼空 アオイ

敦くん~のんびり探そうよぉ~

のんびり探してたら日が暮れちゃいますよ!

蒼空 アオイ

大丈夫だって~

蒼空 アオイ

それに……急いで探したら逆に見つからないよ

え"?

蒼空 アオイ

ふふっ
全然知らなかったって顔してるね

ゔっ…で、でも

蒼空 アオイ

…こういう時は 深呼吸して落ち着こ?

はぁ……分かりました

蒼空 アオイ

はいはい 深呼吸~

蒼空 アオイ

吸って~

蒼空 アオイ

はいて~

蒼空 アオイ

そして……あの木の枝先を見てみなよ

え?

って……あっ!

国木田さんが言ってた白い雌猫が…!

蒼空さん!知ってたんですか?!

蒼空 アオイ

ううん 私もさっき知った

え"…

蒼空 アオイ

ふふっ…

蒼空 アオイ

でも私 言ったでしょ?

蒼空 アオイ

急いで探したら見つからないよって

…確かに…

蒼空 アオイ

……だからさ
何事も落ち着いてやった方が人生上手く行くんだよ~

そ、そういう物なんですか?

蒼空 アオイ

うん

蒼空 アオイ

そういう物なんだよ

蒼空 アオイ

人生ってさ

《そ、そういう物なんだ…》

蒼空 アオイ

……それにしても…風が涼しいねぇ~

蒼空 アオイ

木が影になってくれてるお陰かな?

そうなんじゃないですか?

蒼空 アオイ

ふふっ

蒼空 アオイ

違うよ

私は 横目で敦くんを見詰めた

蒼空 アオイ

…空が綺麗だから

空が綺麗だから…って
…まぁ確かに綺麗ですけど

空が綺麗だからってなんで風が涼しくなるんですか?

蒼空 アオイ

…青って寒色じゃん

蒼空 アオイ

だから元々暖かい風も冷たくなって涼しくなると思わない?

………よく分からないです

蒼空 アオイ

ふふっ
まぁ…そのうち分かるよ

蒼空 アオイ

この透明で爽やかな青空にも裏があるって事が

…なる……ほど?

蒼空 アオイ

ふふふ~
まぁ まだまだお子ちゃまな君には分からないかもねぇ~

そういう意地悪言わないで下さいッ!

蒼空 アオイ

あははっ…!
ごめんごめん!

《……何時も明るくてよく分からない蒼空さんだけど》

《……蒼空さんにも裏ってあるのだろうか?》

《だとしても…推測は出来ないな》

……さて 早くこの猫を連れて探偵社に戻りましょう

蒼空 アオイ

えぇ~!
まだ此処で涼んでたいのに~

子供じゃないんですから!
早く行きますよ!

蒼空 アオイ

ちぇ~…

《やっぱり この人の事はよく分からないや》

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コメント

4

ユーザー

ないすぅ 👍🏻 ̖́-︎

ユーザー

あ〜!めっちゃ好きです!!!

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