快晴は何時だって変わらない
律儀で頭が良くて綺麗で…
あの時だって_空は…私に充分過ぎるほど 教えてくれた
春が去り
いつも以上に暑い天気と 明るい太陽を見上げ
口笛程度に呟いた
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
歩く足を止め
微かに香る 海の匂いを軽く吸う
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
平穏が一番なんだけどさ
蒼空を仰ぎ 私はまた歩きだした
薫
蒼空 アオイ
薫さん 今日も業務頑張ろうね
薫
探偵社の1階にあるカフェ「うずまき」は沢山の人が利用する喫茶店で
私達 以外にも探偵社で業務を行っている人が利用する
その中でも 私と顔見知りなのが「 薫」さん
高校は地元「埼玉」で一番頭が良い 名門学校に通っていたらしく
相当頭の回転が早い
だけど 運動は苦手らしい
薫
蒼空 アオイ
ありがとう 頑張るよ
私は、にかっと笑い 事務所に向かった
蒼空 アオイ
毎回 思ってしまうのは不思議なのだろうか?
それとも 私が怖がりだからだろうか?
どちらにせよ 此処は毎日通らなくてはいけないから 愚痴なんて言ってられない
蒼空 アオイ
私は、事務所のドアノブを持ち 扉を開けた
蒼空 アオイ
国木田
相変わらず今日も早いな
感心感心
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
太宰は……
国木田
国木田
蒼空 アオイ
《まぁ……確かに》
ガチャッ
敦
蒼空 アオイ
敦
蒼空 アオイ
今日の合同任務頑張ろうね
敦
ぼ、僕……聞いてないんですケド…
蒼空 アオイ
太宰から聞いてない?
敦
敦
僕…今日 蒼空さんと………え?
国木田
依頼主から 「白い雌猫を探して欲しい」との依頼があったのだ!
蒼空 アオイ
国木田
蒼空 アオイ
探偵社にも白い雄猫がいるねぇ~
敦
蒼空 アオイ
虎って猫類なんだよ~
蒼空 アオイ
敦
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
敦
蒼空 アオイ
何気ない会話を繰り広げていると 医務室のドアが開いた
与謝野
朝から騒がしい奴らだねェ
中から出てきたのは 探偵社専属の女医 与謝野 晶子さんだ
少し長めの黒短髪につけているのは 黄金色の蝶の髪飾りで
ワインレッドの瞳が大人っぽさを更に感じさせる
蒼空 アオイ
与謝野さん
与謝野
与謝野
蒼空 アオイ
与謝野
そりゃあ良かったよ
優しく微笑む顔はまるで聖母のようだ
そこからは時の流れは恐ろしい程早くて
気がついたら外で 敦くんと猫探しを開始していた
敦
敦
蒼空 アオイ
敦
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
敦
蒼空 アオイ
全然知らなかったって顔してるね
敦
蒼空 アオイ
敦
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
敦
敦
敦
敦
蒼空 アオイ
敦
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
敦
蒼空 アオイ
何事も落ち着いてやった方が人生上手く行くんだよ~
敦
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
敦
《そ、そういう物なんだ…》
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
敦
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
私は 横目で敦くんを見詰めた
蒼空 アオイ
敦
…まぁ確かに綺麗ですけど
敦
蒼空 アオイ
蒼空 アオイ
敦
蒼空 アオイ
まぁ…そのうち分かるよ
蒼空 アオイ
敦
蒼空 アオイ
まぁ まだまだお子ちゃまな君には分からないかもねぇ~
敦
蒼空 アオイ
ごめんごめん!
敦
《……何時も明るくてよく分からない蒼空さんだけど》
《……蒼空さんにも裏ってあるのだろうか?》
敦
《だとしても…推測は出来ないな》
敦
蒼空 アオイ
まだ此処で涼んでたいのに~
敦
早く行きますよ!
蒼空 アオイ
《やっぱり この人の事はよく分からないや》






