コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
2年の春
君に出会った
なんか大きい子がいるなって目で追ってたら
車に轢かれそうになった猫を必死で助けてたよね
すごく優しい子だなって思った
そのあと同じ部活だった事にはびっくりしたよ笑
2年の夏
先輩が引退する日
私はなんかみんなの前で泣くのがちょっとだけ恥ずかしくて
涙は更衣室で一人で流してた
けど、それを見てた事その事を誰にも話さないでいた事わたしは知ってる
その時からかな?
君を想い始めたのは
2年の秋
君は初めての試合でぼろ負けしてめっちゃ落ち込んでたよね…
最初はみんなそんな感じって励ましたら
やる気が出たのかな?
どんどん上達してったね
2年の冬
勇気を出してバレンタインチョコあげた
君に本命っすか?ってマジな顔で聞かれて
恥ずかしくなっちやってそんなわけないじゃん!
って、言っちゃったことずっと後悔してる
3年の春
君がやっと初めて試合に勝てた!
やっとだねっ!って言ったら馬鹿にしてますか?
って言われた笑
そんなことないのに!!
まぁ、ちょっとはしてたかな?
そしてあの日が訪れた
遠のいて行く記憶の中私は君との楽しかった記憶を思い出していた
3年の夏
私が事故にあってからずっと君はお見舞いに来てくれて
起きない私に色々話を聞かせてくれる
総体で準優勝した
3回も勝てた
先輩に見て欲しかったってね…
私も見たかったよ
3年の秋
3年が引退した
けど、先輩はまだ引退できてませんからね?って冗談言ってくれたね
けどそのあとすごく泣いていたの知ってるよ
3年の冬
君が起きない私に語りかけてくれるようになってからもう少しで1年
もう一回話したい!
そう思ったけど無理だ
私の体は私自身がよく知ってる
私もうすぐ死ぬんだ
1月24日
遠のいていく記憶の中君は私に言ってくれた
好きだよって
私も今、届くなら精一杯言ってみたい
好きだよって