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2年の春

君に出会った

なんか大きい子がいるなって目で追ってたら

車に轢かれそうになった猫を必死で助けてたよね

すごく優しい子だなって思った

そのあと同じ部活だった事にはびっくりしたよ笑

2年の夏

先輩が引退する日

私はなんかみんなの前で泣くのがちょっとだけ恥ずかしくて

涙は更衣室で一人で流してた

けど、それを見てた事その事を誰にも話さないでいた事わたしは知ってる

その時からかな?

君を想い始めたのは

2年の秋

君は初めての試合でぼろ負けしてめっちゃ落ち込んでたよね…

最初はみんなそんな感じって励ましたら

やる気が出たのかな?

どんどん上達してったね

2年の冬

勇気を出してバレンタインチョコあげた

君に本命っすか?ってマジな顔で聞かれて

恥ずかしくなっちやってそんなわけないじゃん!

って、言っちゃったことずっと後悔してる

3年の春

君がやっと初めて試合に勝てた!

やっとだねっ!って言ったら馬鹿にしてますか?

って言われた笑

そんなことないのに!!

まぁ、ちょっとはしてたかな?

そしてあの日が訪れた

遠のいて行く記憶の中私は君との楽しかった記憶を思い出していた

3年の夏

私が事故にあってからずっと君はお見舞いに来てくれて

起きない私に色々話を聞かせてくれる

総体で準優勝した

3回も勝てた

先輩に見て欲しかったってね…

私も見たかったよ

3年の秋

3年が引退した

けど、先輩はまだ引退できてませんからね?って冗談言ってくれたね

けどそのあとすごく泣いていたの知ってるよ

3年の冬

君が起きない私に語りかけてくれるようになってからもう少しで1年

もう一回話したい!

そう思ったけど無理だ

私の体は私自身がよく知ってる

私もうすぐ死ぬんだ

1月24日

遠のいていく記憶の中君は私に言ってくれた

好きだよって

私も今、届くなら精一杯言ってみたい

好きだよって

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