病院を退院した後は親戚中をたらい回しにされた。
最初のお家では僕は邪魔者だった。
零(幼少期)
女性
女性
零(幼少期)
ご飯も、服も、お風呂も与えてくれた。
でも、何をするにも邪魔者でご飯も、お風呂も、寝る時もひとりぼっちだった。
次のお家ではまるで道具のように扱われた。
掃除、洗濯、ご飯、全てこなすように言われた。
零(幼少期)
男性
零(幼少期)
男性
零(幼少期)
僕の居場所はここにも無かった。
次の家では酒癖が悪くて、暴言や暴力が日常茶飯事だった。
女性2
零(幼少期)
女性2
女性2
バシッ…
零(幼少期)
女性2
大人なんてみんな汚いんだ。
そして今の家では僕は空気だ。
ご飯も作ってくれない、話しかけてもくれない、何を言っても無視された。
話してくれるのはお金の事だけ。
女性3
零(幼少期)
女性3
零(幼少期)
そんなにお金が大事なんだ。
そんな状態で小学校に入学し、瞬と出会った。
瞬の両親には沢山お世話になっている。
毎日学校が終わったら、瞬の家に行ってご飯を食べて、お風呂に入って、こっそり家に帰るのが中学までのルーティーンだった。
これ以上、瞬にも、瞬の両親にも迷惑はかけられない。
高校からは1人で暮らそうと思ったが、15歳のガキがそう簡単に出来るわけもない。
瞬の両親がお金を出してくれて、感謝している。
だから、早くプロになって恩返しする。
そう心に決めている。
俺は過去のこと、今の気持ちを全て嘘偽り無く瞬に話した。
零
零
零
瞬
零
瞬
瞬
瞬
瞬
瞬
瞬
瞬
そう言うと瞬は病室を出て行った。
ずっと瞬は1番信用できる存在だと思っていた。
でも、俺が瞬のことを信用していなかった。
零
その時声が聞こえた。
謎の少女
零
きつね様が俺のベッドに座った。
謎の少女
零
謎の少女
零
謎の少女
謎の少女
零
零
零
謎の少女
零
謎の少女
謎の少女
謎の少女
零
謎の少女
謎の少女
謎の少女
謎の少女
そう言ってきつね様は姿を消した。
俺にとって家族は父さんと母さん
でも、そうじゃないのかもしれない。
零
作者
零
瞬
凛
謎の少女
作者
作者
零
瞬
謎の少女
凛
作者
瞬
零
凛
作者
凛
作者
謎の少女
作者
作者
瞬
零
凛
作者
凛
作者
謎の少女
作者
謎の少女
謎の少女
凛
零
瞬
作者
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