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泣けますね、
いつも読んでくれてありがとうございます!
いい話…!泣ける系ですね!
光が見えない
音が聞こえない
僕は全てを閉ざした
今日もみんな何かを話してる
こう
中1のときのことを思い出す
みんなからの悪口
僕はそれに耐えれなくなって耳を閉じた
…そして今も
みんなの悪口が怖くて
耳を塞ぎ
頭を伏せる
こう
みんな僕を嫌ってる
音なんか…聞こえなくなっちゃえばいいのに
今日も嫌なことだけ目に見える
僕をわらうみんなの目
親からの痛い目線
こんな目
こう
見えなくなっちゃえばいいのに
毎日
毎日
そう願ってた
こう
こう
中3の冬
音が
何故か聞こえなくなって
姿も見えなくなった
目を覚ますと目の前は暗闇に包まれる
周りも静かで
僕は嬉しさという感情より
恐怖を感じた
こう
なんであの時あんなこと思ったんだろ
後悔した
僕は本当の自分を
隠してしまった
高校1年夏
教室
こう
耳が聞こえないのに
目が見えないのに
なんのために学校に来てるんだろう
僕は教室を出て屋上へいった
りつ
こう
りつ
りつ
こう
ぽんぽん
誰かに肩を叩かれた
こう
りつ
こう
こう
きっと僕に話しかけてくれてるんだろう
こう
そういうと
その人は僕の背中に指でなぞった
りつ
こう
りつ
こう
りつ
りつ
こう
りつ
こう
こう
りつ
りつ
こう
りつ
りつ
こう
りつ
彼女は一体なんなんだろう
気になった
翌日
りつ
こう
りつ
こう
彼女はいつものように僕に声をかけてきた
耳が聞こえない僕に
背中や腕に文字を書き続けてくれた
どうしてこんな僕を構ってくれるのかな
彼女のことがきになっていた
彼女の顔
声
全てが気になった
それからまた時が流れて
高2の冬
何だかんだ彼女とあってから僕は2年になっていた
りつ
りつ
こう
りつ
こう
りつ
いつもは言わないのに
こう
りつ
こう
こう
後ろから抱きしめられる
こう
りつ
なく声が聞こえる
胸の鼓動
だけどりつの姿は見えない
僕は後ろを向き
抱きしめた
こう
音が聞こえる
僕は手を使いりつの顔をさぐった
りつ
こう
こう
りつ
こう
りつ
こう
こう
こう
こう
こう
こう
こう
こう
こう
こう
こう
りつ
りつ
りつ
りつ
彼女はそういって僕を強く抱きしめた
彼女の顔が見たい
いつの間にか毎日そう思うようになってた
ねぇ
神様
こう
こう
…
…
僕はうちも強くそう願った
そしてゆっくりと目を開けた
こう
りつ
こう
涙が零れた
まだぼやけてだが
りつや周りの景色が見えるようになった
こう
りつ
こう
りつの頬をそっとさわり微笑んだ
りつは僕の胸に飛び込び泣きわめいた
りつ
りつ
りつ
こう
小さな体をぎゅっと抱きしめた
りつ
こう
りつ
りつ
りつはそういい満面の笑みで笑った
こう
こう
こう
したわ
それは
投稿遅くなってごめんなさい!
これからもよろしくお願いします!