ある男には相棒が居ました
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おいコラ手前ッ!!💢
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なんだい__〜??w
その相棒にはよく悩まされていました
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今日はぜってぇ許さねェッ!!
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そんなに怒らないでよぉ〜w
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手前の所為だわッ!!
その男は相棒とよく一緒に居ました
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…なんで又手前が居るんだよ??
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相棒なんだからいいじゃーんw
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チッ…
だが、ある日の任務終わりに1つの着信がかかってきました
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…はい、なんですか??
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__君、今からすぐ帰って来られるかな??
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…はい、勿論です
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それじゃあね
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…なんなんだ??
男は呼び出しをされたので、すぐ帰りました
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失礼します、__です
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入っていいよ
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分かりました
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…で、御要件は何でしょうか??
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…落ち着いて聞いてね
__
…
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__君の相棒、
''太宰君がポートマフィアを抜けた''
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…え…??
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ッ…御免ね…私も止めたかったんだけど
その言葉を聞いた後、男に突然
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……ッゔ…はぁッ…はぁッ…ズキッ
酷い頭痛がしました
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…どうしたんだい?!
ズキンッ
__
な、ッんでもありまッせん…!!
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…__君、君は相棒をどうしたい??
頭痛が治った後、男は変な事を言い出しました
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…相棒??
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俺に相棒は…居ませんけど
__
えッ…__君…どうしたんだいッ?!
男は首領が何を言っているのか分かりませんでした
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…首領こそどうしたんですか??
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俺には今迄ずっと相棒は居ませんでしたよ
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…そういう事か…
…男は相棒が
''自分を捨てた事''に酷くショックを受けました
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…
そのショックが原因で、相棒という存在を忘れてしまっていました
思い出させるのも酷なものですから
男以外の秘密にしておこうと思っていました
男が相棒に出会う迄は…
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男は昔、首領が言った事をずっと覚えていました
ある日、男は首領にこんな事を聞きました
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…首領
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俺には、相棒が居るんですか??
__
突然どうしたんだい??
__
ッ…いえ、なんでもありません
男は''相棒''という言葉を聞くと頭痛がするようになっていました
之で良いか??
…うん、ありがとう
……人虎、太宰さんを任せたぞ
嗚呼、御前こそ中也さんを頼んだ
勿論だ
新双黒としての役割を
果たさなければな…
__
…そういう事だったのか
…??
芥川、今誰か…
…そうだな…今確かに誰か居た
とりあえず帰るか
嗚呼
……
太宰…か
…
…
ははッ…
…
そんなの知らねェよ…絶対に知らねェ
…俺の気持ちも知らねェ癖に
大嫌いだよ、クソがッ…
中也さん
…お、芥川か
…太宰…だったか??
彼奴は…何なんだ…いや、
''彼奴が俺の相棒だった奴か??''
…思い出したいので有れば、御話致します
…いや、いい…自分で真実を確かめる
…判りました
それでは
嗚呼、じゃあな
…俺は…一体何がしてぇんだよ…??
ははッ…
あ''〜……ん??
…んだコレ??
……包帯…か…??
なんでこんな所に…
…いや、違う…俺が持ってたんだ
寂しさを紛らわす為に
…でも、なんで包帯なんだ??
そういえば…彼奴…太宰も包帯付けてたな…ズキッ
痛''ッ…!!
…んぁ…??太宰ィ…??
…ッ!!
彼処に行けば…判るか…??
……