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さっきのアミ戦の順位でベッドを選んでいく。

最初は1位のショウリから。

ショウリ

ぼくは上の段を使わせてもらおうかな。
エアコンの近くだと温度変化がきつそうだから、右側のベッドで

場所をわかりやすくするために、ショウリが右側のベッドの上にのぼる。

シシロウ

次はぼくか。

シシロウ

左側の下の段を使わせてもらおう。
ここが1番日当たりが良さそうだ

2位のシシロウは、窓が前にある左側の下の段を選んだ。

ここまでで左右のベッドが1段ずつ埋まった。

次にナミスケがどちらを選んでも、同じベッドになることはない。

最悪の事態はひとまずまぬがれたか。

ナミスケ

オレは断然上だな

3位のナミスケは、左側のベッドの上の段に飛び乗った。

シシロウ

ナミスケくん、静かに乗りたまえ。
揺れるだろう

ナミスケ

起きてる時なら、そんな気にならないだろ

シシロウ

寝てる時にも同じことをしないように、普段から注意してほしいんだ

さっそく、ナミスケとシシロウがぶつかり合う。

やっぱりこの2人、水と油だ。 属性は、水《アクア》と火《イグニス》だけど。

ショウリ

ユウゴ。
ぼくは静かに上り下りするから、君には迷惑をかけないようにするよ

ベッドの上からショウリが話しかけてくる。

ユウゴ

うん、ありがとう

アミ戦で最下位になった時は落ち込んだけど、ベッドの割当自体は、結構理想的な結果になったかもしれない。

ほっとした気持ちで、ぼくは右のベッドの下の段に腰をかけた。

シシロウ

ユウゴくん

すぐにシシロウに声をかけられた。

シシロウ

かけ布団の上から座ったら、しわになるし布団全体がずれてしまうだろう。
ベッドに腰をかけるなら、かけ布団をめくってからにしないか

ユウゴ

ええ、ああ……うん

ぼくはあわてて立ち上がると、かけ布団をめくってから座り直した。

目の前にシシロウがいるってことは、毎日こんな風に細かく注意されるのかな。

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