数週間後
そうま
……なあ俺なんかした、?
昼休み、そうまが近づいてもれいは避けた。 他の男子が話しかけてるときは、普通に返事してるのに自分にだけ、塩対応すぎた。
そうま
俺の事嫌いになった、?
そう言うとれいは目を見開いて一言
れい
は、?
そうま
えっ、ちが、いやその反応も怖いんだけど
れい
はぁ、
れい
誰が学校で好きな人にベタベタすんのよ
れい
周りにバレたら嫌でしょ?
そうま
いや、俺は別に、嬉しいけど
れい
うるさい、
れい
あんたが鈍いから
れい
あえて冷たくしてるの
そうま
えじゃあわざと、?
れい
うん。
れい
だって
れい
今だけの私を見せたいから
そうま
今だけ、?
れいは静かに階段に座り、そうまの腕を引いて隣に座らせた。
そして、不意にそうまの首元に顔を寄せて、 ぎゅっと抱きつく。
れい
…今は、2人きりでしょ、//
そうま
……無理、心臓溶ける
れい
溶けてもいいよ私が全部舐めとってあげる
そうま
言ってる意味やばくね笑笑
そうま
何その顔
そうま
かわいすぎるんだけど!!!!
そうまがオロオロしてると、れいはふっと笑って、 ゆっくりそうまの頬にキスをした。
れい
そうまくん、
そうま
なに、?
れい
今日だけじゃないよ?私の甘々は
れい
これからもずーっとそうまくんに甘えさせてもらうね
れい
文句ある?
そうま
文句どころか泣きそう
れい
ばーか
れいはもう一度、今度は唇にちゅっと軽くキスした
れい
……ずっと好きでいさせてねじゃないと泣かす
そうま
こっちのセリフだよバカああああああああぁぁぁ!!
そうまは叫びながら、でも嬉しそうにれいを抱きしめ返した。







