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昔の話。
少女は1人だった。
親は死んだ。
少女が家に帰ると、血塗れになった母と首を吊った父がいた。
少女は仕方がなく外を歩いたが、貧乏で人付き合いもなかった彼女に、行くあてなど無かった。
なので、彼女は森で過ごした。
少女
少女
昼間は適当に遊んで過ごした。
夜は木の幹に空いた穴の中で寝た。
起きて、遊んで、魚を獲って、食べて、寝る。
そんな生活を続けていた。
ある日、少女は猫の鳴き声がしている事に気づいた。
黒猫
少女
少女はそっと猫を抱き上げた。
少女
黒猫
少女
少女
黒猫
彼女は猫と一緒におままごとをして遊んだ。
夜、少女は耳元で声がすることに気づき、目を覚ました。
少年
少女
少女が目を覚ますと、目の前に黒い浴衣を着た少年が立っていた。
少女
少年
少女
少年
少年
よく見ると、少年の周りに青い火の玉が浮いていた。
少女
少年
少年
少年は不安げな顔をしてそう尋ねた。
少女
少女
少女
少女
少年
少年
少年
少年
少女は静かに寝息を立てていた。
少年
少年
少女
少年
少女
少女が目を覚ましたのは次の日の夜中だった。
少年
少年
少女
少年
少年
少年
少年
少女
少女
少年
少年
少年
少年はそう言うと、きのみや魚がいっぱい詰まった籠を差し出した。
少女
少年
少年
少女
少年
少年
少年
少女は歩きながら少年と話した。
少女
少年
少年
少年
少女
少年
少女
少年
少女
少女
少年
少年
少年
少女
少年
少女
目の前に広がるのは、花畑だった。
ハスの花のような形で、青く光っている。
少女
少女
少年
少年
少年
少年
少女
少女
少年
少年
少年
少女
少年
青く光る花の海の中に、子供が2人。
この景色を見る者は、誰もいないだろう。