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ガラッ
涼野 結亜
おはよ〜。
岸本 緒里
結亜、おはよ。
岸本 緒里
あいからわず呑気だね〜。
涼野 結亜
へへーん笑
ガラッ
天野 藍
おはようございます。
涼野 結亜
おはよ〜。
天野 藍
…………。
つい最近まで夏休みだった。八代学園クラスの皆はワイワイしていた。
涼野 結亜
（なによ。挨拶してるのに。）
岸本 緒里
天野と結亜って幼馴染だっけ？
涼野 結亜
そうそう。
涼野 結亜
幼稚園が同じだったから幼馴染なんだ。
岸本 緒里
いいね。
岸本 緒里
私なんかさ〜。
岸本 緒里
この学校に幼馴染誰1人居ないから寂しいよ〜。
涼野 結亜
えー。
涼野 結亜
私が居るじゃん。
岸本 緒里
そうだけど〜。
窓から透き通る景色は何かの違和感を感じさせていた。
岸本 緒里
あ、放課後カラオケ行かない？
岸本 緒里
実はちょうど学割券もらったんだよね〜。
涼野 結亜
いいじゃん！
涼野 結亜
行こう！
涼野 結亜
あ、藍も誘っていい？
岸本 緒里
い、いいけど…。
涼野 結亜
ありがとう。
涼野 結亜
あーいっ。
涼野 結亜
今日の放課後―
天野 藍
空いてない。
天野 藍
習い事があるから。
涼野 結亜
休んでカラオケ行こうよ〜。
天野 藍
だ、か、ら
天野 藍
行かないって。
天野 藍
大事な講習があるから。
涼野 結亜
わ、分かったよ。
岸本 緒里
どうだった？
涼野 結亜
習い事だって。
岸本 緒里
へぇ。
岸本 緒里
じゃ、今日は2人ね。
涼野 結亜
はーい。
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