満夜
満夜
満夜
ちなみにサムネイル画像⤵︎ ︎ (スクショ〇、使用❌)
満夜
満夜
俺にしか見えない君。
…みんなからも見える俺。
この常識を壊したい。
そんなこと…思っても無駄だった。
どうして…って…?
君は俺を…
優先してくれたから…
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今の季節は春。
入学式とか…そういうことがある季節。
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桜…綺麗だな〜…
……ん〜…
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りうら…?
聞いたことあるような…ないような…
ていうか弟って…
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え〜……
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言われてみれば…
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自分のことを弟と言い張る彼。
俺は…なんにも知らないけど…
こういうのも…良いかもな〜…
…そんなこんなでりうらとの生活が始まった。
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ガチャッ…
いつも通り、自分の部屋を出て。
いつも通り、ないくんを起こしに行く。
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いつも通りの笑みを浮かべて。
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元気なフリ。
この悲しみを見せないように ないくんに…悲しい顔をさせないように。
今日だけ…本心を隠す。
りうらが飴を食べてみたいと言っていたから、近くのコンビニの飴を買いに来た。
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そんなことを言いながら、 飴を棚から取ろうとした。
バッ…!
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そう言われ、 林檎味の飴に変えられた。
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何故か…花言葉が気になったが、 今は、りうらとの時間を優先した。
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少し…意味が分からなかったが、 この後に何かあるんじゃないか…と 心配だった。
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何かあるとしても、 俺を甘い嘘で安心させて欲しい。
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気づけば…涙を流していた。
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「なんでもないよ…ニコッ」
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嘘つき。
でも…りうらのための嘘なんだよね…
でも…りうらは…
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まさか…
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「もう…しんでるから」
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「ないくんのこと…忘れないから!」
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その日は…ずっと泣き崩れた。
りうらがいなくなって… 俺に残ったのは、
目に焼き付いた彼の笑顔と…
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とっても甘い… 林檎の花言葉。
林檎飴
[bita-endo]
コメント
31件
はれのひこんてすと参加ありがとうございます! まずサムネのイラストが上手ですっ…!可愛いですねぇ…そして花言葉を生かした素敵なストーリー…二人の心情、話し方など細かいところまで気をつけられていて凄く感動しました!