コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
これはnmmnです ご本人様とは 関係ありません
苦手な方は 見ないでください
雲一つない澄み切った青空が とても綺麗な日だった
あの日俺は
君に出会った
今にもアオに溶けて 消えていきそうな
儚くて綺麗な君に
あの日
あの瞬間
俺の人生は変わった
青春なんて捨てて生きてきた
さとみ
さとみ
さとみ
モブ
モブ2
さとみ
思わずため息が漏れる
これで何度目の転校だろうか
どうせすぐまた転校する
仲良くなっても、 すぐに別れることになる
それを知った日から
人と関わることを辞めた
親友と呼べる人も居ない
好きな人も居ない
部活に入ったこともないから
先輩も後輩も居ない
話しかけてきた数名の男子と
適当につるんでいた
楽しくないわけではなかったから それで良かった
先生
先生
先生
先生の指さす先に目を向ける
窓際の1番後ろの席に
マスクを付けた青年が座っていた
その席に向かって、 彼の方に目を向ける
その瞬間
時間が、止まったような気がした
“青柳”と呼ばれた彼は とても綺麗だった
サラサラと流れる水色の髪
長いまつ毛とくっきりとした二重
マスクをしていてもよくわかるほど綺麗な鼻筋と
透き通るように白い肌
そして
カーテンの隙間から見える青空が あまりにも似合っていて
目が離せなくなった
さとみ
さとみ
先生
先生
先生
さとみ
先生の声で現実に引き戻される
先生
先生
さとみ
さとみ
慌てて席に着く
その後、先生の話を聴きながらも 頭の中はさっきの光景でいっぱいだった
彼のことが気になって仕方ない
なぜ彼にこんなに引き込まれるのか分からない
でも
こんなことは初めてだった
仲良くなりたい、 もっと彼を知りたい
休憩時間は案の定、クラスメイトに囲まれて動けなかった
そんな中でも頭の中は 彼でいっぱいで
いつ話しかけようか そればっかりだった
結局話しかけられないまま 1限目になった
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
ふと彼の方を見てみると、 退屈そうに外を見ている
さとみ
さとみ
青柳
青柳
さとみ
さとみ
さとみ
青柳
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
彼が少し驚いたような顔をして、 少し俯いた
ころん
ころん
ころん
さとみ
さとみ
恥ずかしそうにする顔が可愛くて、 また少し鼓動がする
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
彼が少しだけ微笑んだ その笑顔を見た瞬間、 撃ち抜かれたような感覚になる
さとみ
初めての感覚に混乱する
彼の何がこんなにも俺を 引きつけるのだろうか
でも、この出会いは まだ始まりに過ぎなかった
この日俺は、ここにいたい理由に 出会ってしまった