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コメント
2件
待ってました‼️ なんかみてるこっち側もドキドキ しちゃって、主様の表現力が とても素晴らしいです👏✨️ 次の投稿も待ってます😻
うわあ…今回すごく重かった。特に角名くんと目が合ったあの瞬間、胸がギュッてなったよ。〇〇の「自分だけが悪者」みたいな居心地の悪さ、すごく分かる気がする…。最後に現れたあの謎の青年、めっちゃ不気味で怖かった。でも「最悪の結末ってなに?」って問いかけ、続きが気になりすぎる…。この空気感、本当に丁寧で好きだよ🌙
翌朝
〇〇は角名から借りた傘を
大事そうに抱えて学校へ向かった
...返さないと
校門を潜り、校舎へ向かう
角名を探す
なかなか見つからない
角を曲がったその時だった
〇〇
廊下の先
バレー部の部員達が輪になって笑っていた
その輪の中に石森しずもいる
女の子
女の子
女の子
石森しず
ふわっと笑うしず
その隣で角名も小さく笑っていた
侑がなにか冗談を言う
治が呆れ
みんなが笑う
楽しそうだった
〇〇
〇〇は立ち止まる
自分とは違う世界
そこはまるで漫画の一コマみたいで
ヒロインがいて
人気者がいて
自分の入る隙間なんて最初からなかった
〇〇
かかとを返す
そのまま昇降口へ向かう
角名の下駄箱を探す
〇〇
借りていた傘を静かに掛ける
〇〇
小さく呟いて
その場を離れた
放課後
校門を出たところで足が止まる
門の横
角名がひとりで立っていた
〇〇は思わず目を逸らす
なんで
気付かないふりを手通り過ぎようとする
角名
後ろから声がした
〇〇
角名
角名
〇〇は立ち止まり振り返る
〇〇
角名は特に表情を変えない
1歩近づく
〇〇は反射的に1歩下がった
〇〇
〇〇
〇〇
角名は少し考える
答えようと口を開いたその時
石森しず
柔らかな声
ふたりが同時に振り返る
石森しずだった
石森しず
石森しず
〇〇
〇〇は視線を逸らした
しずはそんな〇〇を見ると少しだけ笑う
石森しず
石森しず
石森しず
石森しず
石森しず
周りが聞けば
ただ謝ってるだけ
優しい言葉
責めるようなところはひとつもない
〇〇は心の中で呟く
なんで
今このタイミングで
言い返す理由はない
しずを詰めたのは本当だ
ふと視線をあげる
角名と目が合った
その瞬間
胸の奥が少し熱くなる
違う
悪いのは茂木〇〇
そういう物語
私は悪くない
そう...思ってるのに
何故か自分まで居心地の悪さを感じてしまう
〇〇は何も言わず頭を下げる
そして足早に二人の間を通り過ぎる
誰も振り返らないように
誰にも顔を見られないように
ただその場を離れたかった
遠回りをして帰る帰り道
夕暮れが街をオレンジ色に染める
〇〇はゆっくりと歩く
今日の出来事を思い出しながら
〇〇
角名のこと
しずのこと
胸の奥に残る、あの居心地の悪さ
考えれば考えるほど分からなくなる
十字路へ差し掛かる
いつものようにまっすぐ進もうとすると
〇〇は反射的に振り返る
いま...柏木って
そこには1人の青年が立っていた
年齢は分からない
高校生にも見えるし、大学生にも見える
少し重めの前髪が片目にかかっている
その隙間から除く瞳だけが不思議な位に静かだった
まるで
何もかも知っている様な目
〇〇は息を飲む
〇〇
青年は困ったように笑う
〇〇
1歩近づく
穏やかな笑顔だった
なのに
その笑顔がどうしようもなく恐怖を駆り立てる
〇〇
〇〇は震えそうになる声を抑える
〇〇
〇〇は何も言わない
青年は少しだけ目を細めた
その名前を呼ばれる度に
心臓が大きくなる
意味を理解しようとする
最悪の結末
それは...
茂木〇〇が最後に...
チリン、チリン
突然、自転車のベルが鳴る
〇〇
慌てて道を譲る
自転車が目の前を走り抜けていく
その声が遠ざかる
〇〇はすぐに顔を上げた
〇〇
周りには誰もいなかった
さっきまで青年が立っていた場所には
夕日だけが伸びていた
〇〇
左右を見渡す
路地
電柱の陰
どこにもいない
〇〇
鼓動だけが早くなる
確かにそこにいた
〇〇は胸を抑えながら歩き出した
頭の中では
さっきの質問が繰り返される
『最悪の結末』
それは本当に
茂木〇〇が破滅することなのだろうか
桜空

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