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止まることのない時間

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止まることのない時間

1 - 止まることのない時間

♥

171

2019年12月30日

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りるあ

よし

りるあ

今回は介護組です

りるあ

死ネタを含みますので

りるあ

苦手な方はUターンして下さい

りるあ

それでは

りるあ

START

グルッペン

大先生

鬱先生

ん?なんや?

グルッペン

これ、トン氏が渡しとけって

鬱先生

げっ

グルちゃんが持ってたのは大量の資料だった

グルッペン

あと、サボってた分の編集もやれってよ

鬱先生

うぅ

グルッペン

大変そうだな

鬱先生

そりゃね

鬱先生

この量だもん

グルッペン

俺も何か手伝おうか?

鬱先生

ううん

鬱先生

大丈夫、1人で出来るわ

鬱先生

(o^─^o)ニコッ

グルッペン

そうか

グルッペン

( *^꒳^*)ニコッ

その微笑みに意味などなかった

鬱先生

はぁ

鬱先生

なぁにが1人で出来る、や

鬱先生

無理に決まったんやろ

鬱先生

こんな量を1人でなんて

鬱先生

グルちゃんはいいよなぁ

鬱先生

なんでも出来るし

鬱先生

イケメンやし

鬱先生

それに比べて俺は…

鬱先生

はぁ…

コンコンッ

鬱先生

誰や…?

グルッペン

俺だゾ

鬱先生

入ってどうぞ

グルッペン

失礼する

鬱先生

どうしたんや?

グルッペン

いや

グルッペン

やっぱり、この量を1人は無理だと思ってな

鬱先生

……

グルッペン

大丈夫

グルッペン

トン氏に許可は得たから

鬱先生

そ、れなら…

グルッペン

パパっと終わらせるぞ

鬱先生

うん!

数時間後

鬱先生

お、終わったぁ

グルッペン

これは疲れるな

鬱先生

全くや

グルッペン

資料も編集も終わったし

鬱先生

……?

グルッペン

気分転換に外に出るゾ

鬱先生

へ!?

グルッペン

不服か?

鬱先生

いや、そんなんじゃないけど

グルッペン

じゃあ、決まりだな!!

鬱先生

(ゲームしたかったなぁ)

グルッペン

ほら、ぼさっとしない!

鬱先生

はいはーい

グルッペン

外の新鮮な空気はいいな

鬱先生

そうやなぁ

鬱先生

でもさ

グルッペン

ん?

鬱先生

なんで、急に

グルッペン

鬱先生

俺なんかと

鬱先生

散歩なんかに?

グルッペン

特に理由はないが?

鬱先生

ガクッ😅

鬱先生

だよね

鬱先生

たまたまだよな

グルッペン

グルッペン

なにか悩み事か?

鬱先生

……

グルッペン

図星か

鬱先生

…….

グルッペン

俺に話してみろ

グルッペン

少しは楽になるかもしれんし

鬱先生

はぁ…

鬱先生

グルちゃんは凄いね

グルッペン

凄い?

鬱先生

うん

鬱先生

だって、俺の気持ちを見抜いちゃうし

グルッペン

仲間のことは全て把握してるつもりだからな

鬱先生

俺さ

グルッペン

うん

鬱先生

正直

グルッペン

うん

鬱先生

邪魔者なんじゃないのかなって

鬱先生

重りなのかなって

グルッペン

なんで、そう思うんだ?

鬱先生

だって

鬱先生

よく、皆の足引っ張るし

鬱先生

大事な所でガバるし

グルッペン

そんなことで悩んでたのか?

鬱先生

そんなことって…

グルッペン

ここにコネシマがいたら

グルッペン

間違いなく「もっと尖れ」って言ってたゾ?

鬱先生

確かに

グルッペン

それに

グルッペン

誰もお前のことを邪魔者だと思ってないしな

鬱先生

え…?

グルッペン

だって

グルッペン

俺たちは思ったことはそのまま真っ直ぐ言うだろ?

グルッペン

嫌いなら嫌い

グルッペン

好きなら好き

グルッペン

はっきりと言うだろ?

鬱先生

でも

グルッペン

遠慮してるも言うのか?

鬱先生

うん…

グルッペン

馬鹿か?

グルッペン

誰も仲間に遠慮なんてしないゾ

鬱先生

……

グルッペン

仲間が欠けたらダメなんだよ

グルッペン

全員揃って初めて

グルッペン

仲間と呼べるんじゃないか?

鬱先生

……!

鬱先生

そうだよな

鬱先生

俺が間違ってた

鬱先生

ごめん

グルッペン

謝ることはないゾ

鬱先生

…うん!

グルッペン

じゃ、帰るか

鬱先生

そうやな!

プップー

鬱先生

ん?なんや?

鬱先生

あっ…

俺たちの背後には大型トラックがスピードを飛ばして走っていた

鬱先生

危ないグルちゃん!!

グルッペン

はっ!?

キキィー!!!

グルッペン

(なんで)

グルッペン

(俺は空を見上げてるんだ?)

グルッペン

(それに何か暖か…)

傍を見ると真っ赤に染まった大先生が倒れていた

グルッペン

大、先生…?

鬱先生

よかった…

鬱先生

グルちゃん無事だったんだね…

鬱先生

ゲホッゲホッ

グルッペン

大先生、喋るな!!

鬱先生

はぁ…

鬱先生

グルちゃん…

グルッペン

喋るなって!

鬱先生

俺は死なないから安心して…

グルッペン

でも、でも…

鬱先生

ほら…

腕を挙げてみせる

グルッペン

ギュッ

グルッペン

手が、こんなにも冷たい…

鬱先生

大丈夫やって…

大丈夫だと言っているが 段々と体温は無くなっていく

グルッペン

嘘だ…

グルッペン

嘘だと言ってくれ…

鬱先生

……

ついには大先生が喋らなくなった

グルッペン

大先生…?

鬱先生

……

グルッペン

嫌だ

グルッペン

嫌だゾ

グルッペン

止まってくれ

グルッペン

時間なんて

グルッペン

進まないでくれ…

そういっても

時間は止まってくれない

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