予知夢

私は今日不可解な夢をみた

親友の愛理が私の前からいなくなる夢を

学校にて

今日はなぜか臨時で全校集会が行われた

なぜかとても嫌な予感がした

胸の辺りがざわざわと

ざわざわざわざわ

胸がとても五月蝿い

………？！

…………え

いやいやそんなはずないよ

だってあんなに元気だった… 愛理が亡くなるなんて…

なんで？

なんで？なんで？

なんで、愛理なの？

愛理はいつも明るくてみんなに優しくてクラスのみんなに慕われていた

とても優秀でいい子で

そんな愛理が……

お昼休み

ご飯の味がしなかった

まるで空気を食べているかのように

帰宅途中

校長の言葉を思い出した

愛理

愛理、愛理

愛理！

どんなに叫んでもこの声は届かない

愛理に会いたい

今すぐ会いたい

あのときのように…

笑い合いたい

喜び合いたい

泣き合いたい

抱き合いたい

せめて最後にありがとうって

言いたかった

声がかすれて汚い

私は今日みた夢をふと思い出した

愛理が私の前からいなくなる夢

前にも同じことがあった

前は母が病気にかかる夢

その日の夜、母は台所で倒れた

私は急いで救急車を呼んだ

病院に搬送された

そのときも原因は不明だった

今も母は病気とたたかっている

そんな中で私は不可解な夢を もう一度みたのにも関わらず

なにもすることができなかった

もとはと言えば私が夢をみなければ

愛理は死ななかった

そう全て私が悪い

愛理ー、これからも仲良くしよーね♡