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ジュラル

…ここは…

ジュラル

(部屋…戦では確か、白雄様を守ることができて、敵もみんな…)

ジュラル

(私が…)

ジュラル

…っ

ジュラル

(やっぱり…私はダメだ…人を殺すことに慣れない…っ)

紅炎

ジュラル起きていたか

ジュラル

!!

ジュラル

起き上がる

ジュラル

…ッ

白雄

そのままでいい

ジュラル

はい…

ジュラル

(…なんだか…怒っていらっしゃるような…)

バチンッ

白蓮

!!

紅炎

!!

ジュラル

…!!!!(…叩かれた…なぜ…私、何か悪いことを…)

白雄

此度の戦、お前が出陣を申し出たらしいな

ジュラル

ビクッ

ジュラル

拱手礼

ジュラル

頭を深く下げる

ジュラル

も…申し訳ございません…っ

ジュラル

わ…私が…また貴方様の大事な方を傷つけてしまったのでしょうか…ッ

ジュラル

ぜ…前半の記憶がなく…それで…私は、敵軍にしか、攻撃をしていないと思っていなのですが…

白雄

あぁ俺の大事な人を傷つけんだ

白雄

どう落とし前をつければいい

ジュラル

(ま…またやってしまったんだ…私、なんて愚かなことを…っ)

ジュラル

ガクガク

ジュラル

も…申し訳ありません…申し訳ありません

ジュラル

どんな罰でも甘んじて受け入れる覚悟です…っ

白雄

……

ジュラル

(…優しかったこの人達が…顔を上げたら、シンドリアの時のように、恨みの篭った目で見ていたらどうしよう…)

ジュラル

(怖くて顔をあげられない…たま同じことの繰り返しなの…?)

ジュラル

(…私は、何処へ行っても…憎まれる存在なの…?)

ジュラル

(私はただ、ジュダルや白雄様、白蓮様方を…守りたいだけなのに…っ)

ジュラル

(この人たちには、嫌われたくないのに…っ)

ジュラル

(どんな罰でも受けるから…お願いです…私を嫌われないで…私をあんな目で見ないで…っ)

白雄

膝をつく

白雄

顔を上げろ

ジュラル

…許されるのなら、罰を受けるならこのままがいいです…

ジュラル

…腕や舌を切り落としても、内蔵を取るでも、好きにしてください…

ジュラル

ですが…どうか…

ジュラル

どうか…それで怒りを鎮めてはくださらないでしょうか…っ

ジュラル

私…私は、本当に、白雄様を傷つけたかったわけではないのです…泣

ジュラル

私は、役に立ちたくて…ッだから…泣

ジュラル

寛大なしょ…

白雄

抱きしめる

ジュラル

……!!

白雄

そんな罰を俺が下すわけがないだろう…っ

白雄

ジュラルが目を覚まして…どれだけ安堵したことか…

ジュラル

(…だき…しめられている…?)

白蓮

子供のくせに、こんな怪我してさ…

白蓮

お前が傷を負ったまま先陣切って突っ走っているのを見て、俺がどれだけ心配したか分かっているのか…!!

白雄

戦場がどれだけ危険か分かっているだろう…

白雄

神官殿に聞いたぞ

白雄

俺達の盾になるよう命じてくれと願ったそうだな

白雄

余計なことはするな

ジュラル

…?

ジュラル

私には…何に怒っているのか…分かりません

ジュラル

奴隷が、盾になるなど、当然のことです

ジュラル

尊い御身に傷がつくくらいなら、私が身代わりになります!!

ジュラル

その選択に、後悔はありません!!

ジュラル

白雄様が傷つくくらいなら、私が…いくらでも身代わりになりたいのです…っ

ジュラル

こんな私に…色々してくださる白雄様も白蓮様も紅炎様も…その大事な方々も…私が、守りたいのですっ泣

ジュラル

どうして怒るのですか!!泣

ジュラル

なぜ叩くんですか!!泣

ジュラル

矢で打たれるより…剣で斬られるより…よっぽど痛いんです泣

白雄

…っ

白雄

俺は…俺達はお前のことを奴隷など思っていないんだ

白雄

俺たちにとっては、可愛い弟子なのだ

白雄

お前が、俺たちを守りたいと思ってくれているように、俺達もお前を心底守りたいんだよ

白雄

分かってくれ…

白雄

俺を庇って、ジュラルが傷つくなど、耐えられないんだ…

ジュラル

バッ

ジュラル

顔を上げる

ジュラル

…!!(…恨みの籠った目じゃない…心配してくれている人の目…)

ジュラル

私を…恨んでは、いませんか…、?

ジュラル

私を…嫌いになっていませんか…?

白雄

なるわけないだろう

白蓮

もっと自分を大切にして欲しいがな笑

ジュラル

っ泣//

ジュラル

良かったです…っ泣

ジュラル

それが1番怖かったから泣

紅炎

(泣き虫…)

白雄

叩いて悪かった…笑

白雄

俺を守ってくれたこと、感謝する笑

ジュラル

…//

白雄

だが、ジュラルが傷つくくらいなら助けなくていいんだ

紅炎

大丈夫です

紅炎

俺が防げるよう教育します

紅炎

徹底的に

白雄

ほ、ほどほどにな、笑

白蓮

そういえば紅炎も似たようなことで兄上に怒られていたな

白雄

あぁそうだったな

紅炎

…昔の話です、

白雄

似ているよお前らは笑

ジュラル

…(似ている//)

紅炎

私はこんな泣き虫ではありません

白雄

兄弟を大切にしているところも、自分を顧みず他者を守るところも似ている

白雄

大事にしてくれよ笑

白雄

お前らは俺の大事な子なのだから笑

紅炎

…はい//

ジュラル

…はい//

ジュラル

(大事な子…大事な子だと言ってくださった…//)

ジュラル

(ジュダルと一緒にいれることも幸せだったけど…こんなこと言ってくれる人はジュダル以外で初めてだから)

ジュラル

(とっても嬉しい…笑//)

ジュラル

(幸せ笑//)

白蓮

撫でる

白蓮

早く良くなって、また剣術の鍛錬しような笑

ジュラル

明日にでも出来ます!!

白雄

ダメだ

白雄

俺から母上に言っておくから暫くは休みなさい

ジュラル

(暫く?!1日ではなく?!)

ジュラル

ガーン

ジュラル

(その間はあの場所に行けないの…)

白雄

ふっ笑

白雄

そんな顔しなくても、顔を出しに来るよ笑

白雄

この機会に文字を学ぶのもいいしな笑

白雄

紅炎と紅明はトラン語も読める

白雄

教えてくれるはずだ笑

ジュラル

✨️

紅炎

鍛錬以外でジュラルの相手をしなければならないのですか?

白蓮

そういうなって笑

白蓮

知識欲の塊なんだから、それを教えるくらいいいだろ?

紅炎

白蓮殿が仰るなら…

白雄

ジュラルは勉強好きだもんな笑

ジュラル

好きです笑✨️

ジュラル

勉強はいらないものだと言われてきたので、学べて嬉しいです笑

紅炎

よし教えてやろう

紅炎

お前は見込みがある

ジュラル

✨️✨️

白雄

白蓮

白雄

そろそろ戻るか

白雄

ジュラルの休養を邪魔してはいけないからな

白蓮

そうですね戦の後処理もありますし

ジュラル

裾を掴む

白雄

?

ジュラル

…まだ一人にはなりたくないです…

白雄

キュン

白蓮

キュン//

白蓮

(可愛い〜〜〜っ…//)

紅炎

我儘を言うな

白蓮

お、俺今日はずっとジュラルと共にいます!

白雄

白蓮気持ちはわかるが、お前にも仕事があるだろう

白雄

紅炎

白雄

俺たちの代わりに傍にいてやれ笑

紅炎

…はぁ、分かりました

白雄

ジュラルの願いはできるだけ叶えてやれ

白雄

戦の後で心身弱っているだろうからな

紅炎

はい

ジュラル

(行ってしまわれた…)

紅炎

俺で残念そうだな

ジュラル

はい…

ジュラル

ハッ

ジュラル

いえっ!紅炎様のお話はとても興味深いので嬉しいです!💦

紅炎

お前…馬鹿正直だな

ジュラル

(凄い呆れ顔をされている…、)

紅炎

普段の無表情よりはマシだが、馬鹿もほどにほどにしろ

ジュラル

はい…//

紅炎

だが、馬狼なりにあのお二方をお守りしているのは見て取れる

紅炎

お前のそういうところは好感を持てるぞ

ジュラル

…!!

ジュラル

えへへ笑ありがとうございます笑//

紅炎

(紅覇より年上なのにアホそうだ)

紅炎

(いや、アホだったな)

ジュラル

…紅炎様は、世界を一つにするという白雄様達の思想と同じ願いを持っていらっしゃいますか?

紅炎

あぁ

紅炎

お前もそうではないのか

紅炎

そのために戦に出たのではないのか

ジュラル

…私は、戦は嫌いです…

ジュラル

人を殺すことも、痛いのも、嫌いです…

ジュラル

だからこそ、戦争がこの世から無くなればいいと思っています

ジュラル

それ以前に、私は白雄様方の願いをお手伝いしたいと思っていました

紅炎

今は違うか?

ジュラル

…私は、人を殺したくはありません…っ

ジュラル

この国の未来のためだとしても私は、戦をしたくないです…

ジュラル

恨まれるのも、もう嫌なんです…

ジュラル

白雄様方には、悪いと思っていますが、私は…私などでは、今で精一杯なのに、未来を憂うことさえも難しいのです…

ジュラル

今回の戦で改めて分かりました…

紅炎

…それは仕方ないことだ

紅炎

戦を好きなやつなどそうそういるものではない

紅炎

白雄殿も白蓮殿も、お前に強制してはいないだろう

ジュラル

はい…

紅炎

お前はお前のやるべきことをすればいい

紅炎

お前は戦に参加しなくとも良いのだから

ジュラル

…今回は、私からの申し出でしたが、私が言わずとも組織はそのつもりでしたよ

ジュラル

煌を大きくするには金属器使いが必要ですから

ジュラル

私は、最善を尽くすつもりです

紅炎

そうか、ではお前に選択肢などないのだな

ジュラル

私は、何を目標にすれば良いのでしょうか…

ジュラル

ただ人を殺せと命じられるままに人を殺し続ければ、いつか…私がダメになってしまいそうで怖いのです…

ジュラル

私には、世界を一つにし、戦争をなくす世の中を作るために、という名目では、意味を成しませんでした

ジュラル

大事な方を命を懸けて守ることも、怒られてしまいましたし…

ジュラル

私は、何のために戦えば良いのでしょうか…

紅炎

…そうだな

紅炎

俺も同じように思っていた時がある

紅炎

戦う意味を失いかけていた時、叔父上と白雄殿方から話を聞いて、再び戦う意味を見いだせた

紅炎

だがお前は違うようだから、自分で考えろとしか俺には言えん

紅炎

信じる者を信じろ

紅炎

俺はそうしてきた

ジュラル

…!!

ジュラル

はい…

ジュラル

(信じる者…)

紅炎

撫でる

ジュラル

…!!

紅炎

人を殺めることに慣れるな

紅炎

お前の考えは間違っていない

紅炎

お前が敵を殺してしまう前に、俺が殺してやる

紅炎

無理に子供が戦なんぞする必要は無い

紅炎

お前のやりたいことをやれ

ジュラル

…ポロポロ

ジュラル

はい…っ泣//

紅炎

お前はすぐ泣く

紅炎

泣くな鬱陶しい‪💢

ジュラル

ビクッ

ジュラル

紅炎様顔怖いですぅ泣

紅炎

なんだと?!‪💢

紅炎

お前も無表情の時は目つき悪いだろうが人の事言えんぞ

ジュラル

私はつり目なところも美人だと白蓮様に言われました

紅炎

お世辞だ

紅炎

真に受けるな

ジュラル

ガーン

ジュラル

紅炎様は意地が悪い人です

紅炎

喧嘩を売っているのか?買うぞ

ジュラル

売るわけないじゃないですか

ジュラル

私は紅炎様には勝てません

紅炎

断言するな剣術で勝つくらいの意気込みを見せろ

ジュラル

私は煌帝国で、紅炎様の次に強い人間になるんです

紅炎

俺の弟の紅覇もなかなかの腕前だぞ

ジュラル

では紅覇様の次に強い人間になります

紅炎

お前は考えることが阿呆だな

紅炎

まぁ何も話さないよりは退屈しなくて済む

ジュラル

(貶されて褒められた…)

ジュラル

…ふわあ

紅炎

…寝ろ

紅炎

寝れば傷も治る

ジュラル

(嫌だな…せっかく、紅炎様とお話しているのに…)

ジュラル

一つだけ…我儘を言ってもいいでしょうか

紅炎

あぁ特別だ

ジュラル

私が寝るまでで良いので、傍にいて欲しいです…//

紅炎

(子供のような願いだな)

紅炎

(…いや、まだ子供か)

紅炎

あぁそれくらい別に良い

ジュラル

ありがとうございます…笑//

次回♡38

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コメント

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興奮してしまった

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