珀
おっ、
珀
惚気話男や
澪
来る度に、あだ名酷くなりすぎだろ………
珀
はよ、聞かせてくれや
澪
まぁそのつもりだけどさ
珀
え、それで助けたん!!澪は!!
澪
あ〜……まぁ
珀
ナンパされてんの助けんの結構勇気いるやろ!!
澪
お前、助けたことあんのか?
珀
無いけどな!!
澪
無いじゃんかよ……
珀
1度先輩面してみたかったねん
澪
お前、最初から先輩じゃん
珀
まぁね〜
珀
馬鹿澪とはちゃうんや
澪
失礼な、女
珀
は?
珀
うちの事女なんて言葉で片付けとんちゃうぞ!
珀
うちは世界一の美女やかんな!
澪
いや、華宮先輩だろ
珀
あれは、2位じゃ!
珀
2位!
澪
クソだな、お前
珀
クソとは……
珀
世界一の美女なんてことを……
澪
は?ふざけんなよ
久しぶりに笑い会った
風邪と言い、彼女と言い
トラブルが多すぎた1ヶ月だったが
澪
なんだかんだ言って
澪
楽しかったな
珀
そーか、
珀
ありがとうな
澪
はっ!?
澪
な、なんで
澪
お礼言う必要があるんだよ!!
珀
照れてるの新鮮やな〜……((笑
澪
クソが!!
珀
でも別に、澪にとっては新鮮ちゃうか
珀
華宮も見とるそうやし…
澪
え、あ、まぁ…な
珀
澪にな、1個伝えたい事あんねん
澪
なんや、
珀
だだーん!!見てみてスマホや!!
澪
あ、じゃあ
澪
連絡先繋げ…る……
澪
な……
今日は真夏日和の月曜日
明日になれば珀と出会って50日
そこそこ嬉しいのか、浮かれてた俺の前で
微笑んだ顔でスマホを俺の前に出す珀
珀の後ろから小さな砂嵐が舞う
澪
珀……?
珀
澪、見てや
珀
空がきれーやなぁ……
そういいながら俺に背を向ける
珀はちゃんと人間で、ちゃんとした 体の形があったはずなのに
澪
せ、背中……
珀
震えてる……
そういい笑いながら微笑む珀
澪
笑ってる場合じゃねぇよ、……!!
珀の足元に砂嵐が漂う
いつしか、見ていた映画の小さな砂嵐のように
ガタンッ
珀
はぁ〜…
珀
足かぁ……
澪
珀…、!
駆け寄り 珀を支える
足元のから散った砂嵐は 俺の手をすり抜けて空へ飛んでいく
澪
ど、うして?
珀
……さーね、
珀
もうお前の事も見下せんなぁ……
珀
まぁ、なんだかんだ言って一番最初にあった、桜の木の時だけなんやけどね
澪
笑ってる場合じゃねぇだろ
珀
はは、大丈夫〜
珀
泣かんといてや
珀
うちは、笑顔の方が好きやぞ〜…
澪
知らねぇよ、お前の好みなんか…
珀
なんだかんだ言って、笑顔やんけ
そう笑う、珀の笑顔は
なんだかんだ言って1番綺麗だった






