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わぁ〜!今回も最高! 続きめっちゃ楽しみ! 頑張ってね!
主
主
主
莉犬
さとみ
莉犬
お母さんとお父さんの声にかけて 家を出る
玄関を出てすぐ、 大好きな人の背中を見つけた。
莉犬
莉犬
家の門にもたれるようにて 待っていてくれた
その人に、 笑顔で駆け寄る
私に気づいたその人_ 幼なじみのさとちゃんは、
眠そうに振り返った
さとみ
口を大きく開け、 あくびをしたさとちゃんを見て
笑みがこぼれる
さとみ
莉犬
莉犬
さとみ
さとみ
恥ずかしそうに少し顔を赤らめて 歩き出した
さとちゃんの隣に並び 一緒に学校え向かった
隣と家に住む永岡 さとみこと “さとちゃん”
私は、 さとちゃんに
もうずっと片思いしている
さとちゃんに出会ったのは 小学二年生の頃
この頃の私はクラスの男子達から 毎日意地悪なことをされていて
いつも泣かされていた
モブ使い回し
莉犬
莉犬
モブ使い回し
モブ使い回し
ただただ男子が怖くて 何よりも苦手な存在になっていた
そして 学校に行くのも嫌になっていた時
さとみ
_私を助けてくれたのが、
隣に引っ越してきたばかりの “さとちゃん”だった
モブ使い回し
モブ使い回し
さとみ
モブ使い回し
その時の私には、 さとちゃんがヒーローに見えたんだ
きっと 一目惚れだった
帽子を取り返してくれた さとちゃんが帽子をそっと
私にかぶせてくれた
さとみ
さとみ
莉犬
さとみ
さとみ
さとみ
莉犬
莉犬
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとちゃんはあの日の約束を、 高一年生になった
今も待ってくれている
主
主
主
主
主
主
莉犬
さとみ