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- ATEEZ 〜編 -

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- ATEEZ 〜編 -

2 - 私の先輩。 長編

♥

20

2021年05月21日

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- 紹介 -

・名前:ぱく・○○ ・年齢:16歳/高校2年生 ・役割:主人公 ・性格:自分に自信がない

・名前:ちぇ・さん ・年齢:17歳/高校3年生 ・役割:○○の部活の先輩 ・性格:砂糖

・名前:ちぇ・ようん ・年齢:16歳/高校2年生 ・役割:○○のクラスメイト ・性格:小悪魔系

- 教室 -

大好きな人からの告白を、断り、

宿題を教室に忘れて、 屋上から、教室に向かう。

○○.

・・・あ、あった。

宿題を鞄にいれ、帰ろうとすると・・・

ようん.

あ、まだいたんだ、○○ちゃん😘

そう、声をかけられる。

 

ようん.

まさか、さん先輩と一緒にいたとか、ないよねぇ?

私は、この人に、 言われていることがある。

『私、さん先輩のこと好きだから、 ○○ちゃん、応援してね?』

と。

 

正直言うと、応援とか、 よくわからない。

だけど、ようんは、 このクラスの、ボス的な存在。

言うことを聞かなかったら、 何をされるのやら、。

だから、この半年くらい。

さん先輩に、一切話しかけず、

さん先輩が言ってきたことは、

なるべく、軽い反応で済ませていた。

なのに・・・

 

それでも、さん先輩は諦めず、

毎日のように、 私に話しかけてきた。

嬉しいような、嫌なような。 そんな感覚だった。

 

そして今、この状況(?)

 

○○.

・・・告白を、断ってきただけ。

ようん.

・・・え、ほんとぉ!?

ようん.

ありがとう〜♡

ようん.

これで、さん先輩も、私のものだぁ♡

○○.

・・・

『嫌だ』

この言葉を言いたいのを、 必死に噛み殺す。

ようん.

でも、さん先輩、

ようん.

なんで、○○ちゃんなんかに告ったんだろう?ㅋㅋ

ようん.

私の方が、可愛くて、綺麗なのに〜

ようん.

○○ちゃん、良い要素ないよねㅎㅎ

○○.

っ・・・

確かに、よく言われていた。

『○○って、いいとこないよね。』

って。

○○.

・・・確かに、ないね〜ㅋㅋ

そう、無理に笑う。

ようん.

ってことで、私、帰ろうかなぁ

ようん.

もちろん、さん先輩と♡

ようん.

んじゃっ、じゃあねぇ♡

そう言って、ようんは、 教室を出て行った。

- 1週間後 -

この1週間、

私は、学校に行っていない。

行ったって、どうせ、 ようんに色々言われるし、

さん先輩に会いたいけど、 振ったから、どんな顔して会えば良いか わからない。

○○.

・・・『好き』って、なんだろう。。

 

そんなことを考えていると——

ピーンポーン

インターホンが、鳴る音がした。

私は、重い足取りで、 玄関に向かう。

 

- 玄関 -

○○.

はーい。

ドアを開けるとそこには、

大好きな、 さん先輩の姿があった。

○○.

・・・え?

○○.

先輩・・・?

⛰さん.

1週間みてないだけで、
僕のこと忘れたの?ㅋㅋ

⛰さん.

ちぇ・さんですけど?

○○.

・・・なんできたんですか、。

⛰さん.

1週間も、学校
こなかったじゃん。

⛰さん.

○○が休むとか
珍しすぎるから、

⛰さん.

何かあったの
かと思って。

○○.

・・・

⛰さん.

まぁでも、
なんとなくわかるけど。

○○.

え、?

⛰さん.

ようんちゃんの
ことじゃない?

ここで、ようんの ことを言ったら、

私は、学校に 行けるだろうか。

⛰さん.

・・・違う?

○○.

・・・

“ 言いたいけど、言えない ”。

それが嫌で嫌で。

泣きたい気持ちを抑えて、 口を開く。

○○.

・・・違いますから、
帰ってください、。

⛰さん.

・・・

すると先輩は、 悲しい顔をして、こう言う。

⛰さん.

僕って、頼りにならない・・・?

そんなわけない。

話して、 すっきりさせたい。

だけど、 これからのことが怖くて、

先輩には言えない。

○○.

っ・・・。

泣きたいのを、 必死に堪える。

それに気づいたさん先輩が、 私を、そっと抱きしめてくる。

○○.

・・・!?

びっくりして、 目が最大限に開く。

⛰さん.

・・・怖かったよね、
脅されて。

○○.

・・・?

脅されたのは、 もちろん事実。

だけど、なぜ、 先輩がこのことを知っているのか。

⛰さん.

実は、○○に振られた後、
たまたま、○○の教室の前を通ったんだ。

⛰さん.

そしたら、○○と
ようんちゃんが、話してて。

⛰さん.

・・・盗み聞きになっちゃうけど、
どうしても気になって。。

⛰さん.

聞いちゃったんだ。

○○.

・・・嘘。。

⛰さん.

それに、今日、
ようんちゃんに告白された。

○○.

・・・え!?

⛰さん.

だけど僕は、好きな人を脅すような
子とは付き合えないから、

⛰さん.

もちろん、
振ってきたけどね?

○○.

・・・

⛰さん.

その時に、僕から
はっきり言っといた。

⛰さん.

『○○を脅したり、悪口を
言ったりするのはやめろ』って。

⛰さん.

そしたら、ようんちゃん、

⛰さん.

怒り気味で
帰って行ったけどㅋㅋ

先輩は、振られて、 終わりじゃなかったんだ。

むしろ、振られて、 行動したんだ。

 

安心して、ホッとする。

⛰さん.

このことだよね?

○○.

・・・はい。

⛰さん.

ちょっとは、安心した?

○○.

・・・はい!

⛰さん.

良かった😊

⛰さん.

いつでも、相談乗るからね!

○○.

はい!ありがとうございます😊

⛰さん.

フフッ、可愛い😆

そう言って、 ハグをやめると、

頭を、 わしゃわしゃされる。

○○.

あぁ!

⛰さん.

ㅋㅋ

○○.

も〜・・・

⛰さん.

ごめんごめんㅋㅋ

⛰さん.

じゃあ、僕、帰るね!

○○.

・・・あ、ちょっと待ってください!

せっかくここまで来てくれて、 話、聞いてくれた。

告白するタイミングは、 ここしかないと思い、

先輩を呼び止める。

そして、緊張している手を ぎゅっと握り、

口を開く。

○○.

先輩・・・

○○.

○○.

好きです、。

⛰さん.

!?

下を向いているから、 先輩の反応が、わからない。

すると——

⛰さん.

・・・あぁ、もう!!

○○.

・・・?

反応の意味がわからず、 上を向く。

すると、先輩が、顔を 真っ赤にして横を向いていた。

○○.

せ、先輩・・・?

⛰さん.

・・・可愛すぎ、○○/////

⛰さん.

反則!!

そう言って、 近づいてくる。

何かと思うと、顔が近づき、 唇に、感覚がした。

○○.

!?

キスだと気づくのは、 遅くなかった。

⛰さん.

可愛すぎた罰////

○○.

・・・え?

⛰さん.

次も可愛すぎたら、
またぽっぽするからね!///

そう言って、耳まで 真っ赤になる、先輩。

いつまでもこうだと良いなと、 切実に、思った。

- 私の先輩。 長編 -

- END -

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コメント

22

ユーザー

最高!

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ユーザー

何か、スカッと系みたいな良い恋愛でした!

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