- 紹介 -
・名前:かん・よさん ・年齢:21歳 ・役割:主人公 ・性格:優しい
・名前:いむ・○○ ・年齢:25歳 ・役割:? ・性格:言われたら何も言い返せない
・名前:いむ・ゆのん ・年齢:4歳 ・役割:○○の娘 ・性格:可愛い
ただ、 生きるのに暇で、
何も用事なんて ないのに、
道を、 とぼとぼと歩く。
すると ——
ゆのん.
道端で、 大泣きしている、 子供がいる。
何事かと思い、 話しかけてみる。
👑よさん.
👑よさん.
ゆのん.
ゆのん.
あぁ、迷子か。
でも、なんで、 こんなところに、 一人にさせたのだろうか。
👑よさん.
👑よさん.
ゆのん.
👑よさん.
番号がわからないのは、 流石にやばい。
👑よさん.
👑よさん.
ゆのん.
👑よさん.
👑よさん.
👑よさん.
そう言い、 近くの交番へ 行こうとすると ——
??
そう、 大きな声で 呼ぶ声がする。
気がつくと、 ゆのんと繋がれていた手が、 離されていて、
『はっ』となる。
後ろを振り返ると ——
??
ゆのん.
さっき手を繋いでいた、 ゆのんと、
そのお母さんらしき人が、 抱き合っている姿があった。
??
お母さんらしき人が、 トコトコと、 こっちに近寄ってくる。
👑よさん.
??
👑よさん.
??
そう言い、 愛らしい笑顔を、 見せてくれた。
その時、不意に、思った。
『この人、守りたい。』や、
『この人と、一緒にいたい。』って。
もう、僕から 去っていく君と、
まだ、話がしたくて。
無意識に、 君が持っている、 沢山の荷物を、
無理矢理とって、 運ぼうてしていた。
??
👑よさん.
??
👑よさん.
👑よさん.
👑よさん.
??
また、笑顔を 見せてくれて、
顔を真っ赤にする、君。
『可愛い』
この、 言いたい一言を、
必死に、 飲み込んだ。
- 家 -
意外と、 家は大きくて。
綺麗で、 ツヤツヤしている。
??
あ、また笑った。
この笑顔を 見ているうちに、
もっと惹かれていっている 自分がいた。
👑よさん.
ゆのん.
そう言って、 飛びついてくる、ゆのん。
??
👑よさん.
👑よさん.
??
そう言う君の顔が、 どこか切なくて。
何かあったのかと、 疑問が浮かぶ。
??
胸が、 もっとはしゃぐ。
まさか、 こんなこと言われると、 思わなくて。
👑よさん.
??
ゆのん.
??
??
👑よさん.
👑よさん.
- リビング -
見た目も 綺麗だったけど、
やっぱり、 中も綺麗で。
いろんな 家具があって、
こだわりを、 感じる。
👑よさん.
次第には、 声に出していた。
??
??
また、笑ってくれる。
君は、どれだけ、 笑うのが得意なのか。
??
👑よさん.
??
そう、耳元で、 囁かれる。
👑よさん.
??
??
👑よさん.
??
??
👑よさん.
ゆのん.
ゆのん.
👑よさん.
——
👑よさん.
ゆのん.
??
👑よさん.
👑よさん.
料理を口に入れた瞬間、
愛おしい、 お母さんの顔が 思い浮かんで。
溶けそうになるほど、 美味しい。
それに気づいたのか、 君が、僕の顔を覗き込む。
??
👑よさん.
👑よさん.
??
👑よさん.
??
👑よさん.
👑よさん.
??
○○.
👑よさん.
名前も、見た目と同じく、 すごく可愛らしい。
こんなに愛おしい人は、 初めて見た程だ。
👑よさん.
そう、口にすると、
○○.
そう言って、 照れ気味で、笑う。
○○.
👑よさん.
👑よさん.
○○.
僕の名前を言った瞬間、
顔を、顰める、○○さん。
👑よさん.
○○.
○○.
・・・元、夫、?
まさか、 離婚してる・・・?
👑よさん.
👑よさん.
○○.
○○.
○○.
👑よさん.
ゆのん.
○○.
『ゆのんがいること、忘れてた。』
そんな顔をしている。
あまりの可愛さに、 つい、吹き出す。
👑よさん.
笑うと、君は、 不貞腐れたように、
○○.
そう、言う。
その日は、もう、 帰ったけど、
少し・・・いや、だいぶ、
生きるのが、 暇じゃなくなったような気がした。
- “再婚” 前編 -
- 終わり -
コメント
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好きうん
ヨサン氏〜。