/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
一虎
なんでこんな所に人
倒れてるんだ
倒れてるんだ
一虎
人呼ぶか連れてくか
一虎
それともここで起こすか
?¿
…
一虎
叩いたら起きそうだな
ﾍﾟｼﾍﾟｼ
一虎
おい起きろ～
?¿
…
一虎
こりゃ起きないか
女の子は驚いたのか
ずっと口をパクパクさせていた
一虎
あ、どうも
ﾎﾞｺｯ
一虎
うわっ危ねぇじゃないか
すると彼女は棒で土に文字を 書き始めた
?¿
「貴方誰？」
一虎
俺は羽宮一虎
一虎
そういうお前は誰？
?¿
「知らない人に名前教えないんで」
一虎
ならなんでここで倒れてた？
?¿
「えっ倒れて
?¿
思い出した～!」!
一虎
おぉよかったな
一虎
貧血か？
?¿
「私海で溺れたんだった」
一虎
は？病院行くぞ!!
?¿
「多分大丈夫大丈夫」
一虎
手か、なんで文字なん？
?¿
「私喋れないので」
一虎
マジかまぁ何となくは分かったけど
?¿
「手話出来ますが一虎さんは分からないですよね」
一虎
勿論分からない
?¿
「普通に生きている人は分からないよ」
一虎
まぁ病院行くぞ
?¿
「本当に大丈夫ですって」
一虎
さぁ立って立って
?¿
「本当に申し訳ないんですが」
?¿
「私足も動かないんですよ」
一虎
は？
一虎
なのに海に入ったのか
?¿
「はい」
一虎
馬鹿だろ
?¿
「馬鹿とはなんですか」
?¿
「私をただ人魚姫の気持ちを理解しようと思ったの」
一虎
人魚姫？
?¿
「だって私海で声と足を失ったのよ」
?¿
「だから私も人魚姫王子様を待ってるの」
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
