黒胡
澱武
黒胡
オレは澱武のばかぢからに 抗って、 連れてかれるのを拒む。
澱武
「場所と時間さえ良ければ やっていいってコト?」 に対し、
何故かは知らないが 首が縦に動いたのだ。
黒胡
澱武
黒胡
黒胡
澱武
澱武
不機嫌そうな顔になり、 さっきよりずっと強い力で オレを引っ張る。
オレはオレで 靴を引きずって、 止まろうとする。
澱武
黒胡
…オレがこうして、 必死に抵抗するのは。
ただ、コイツの言いなりに なるのが不服なのか、
気持ちの整理が ついていないからか。
黒胡
澱武
フー……
黒胡
耳元に風を感じ、 ぶるっと肩が震えるのが分かる。
澱武
澱武はオレの横から 唇を離すと、 手を取って進む。
オレはされるがままに 連れていかれた。
黒胡
黒胡
黒胡
黒胡の肌を撫でる指、 黒胡の手のひらをこする指。
買っといた『それ』は もう塗り込んだ。
黒胡
澱武
澱武
黒胡
黒胡
まぁ『それ』の効果は、 黒胡の火照った顔を見れば明らかだ。
澱武
澱武
ソファに横たわる黒胡は、 目をそらし興奮に耐えることしか 考えていない。
澱武
澱武
ぢゅ……っ
僕は彼の鎖骨付近に 唇を這わせて、 思いきり吸った。
黒胡
黒胡は紅潮した顔と 見開いた目で 驚きを表現。
澱武
黒胡
ピンポーン
澱武
黒胡
澱武
黒胡
澱武は玄関へ急ぐ。
黒胡
黒胡
ボソッと呟いたのち、 オレは羞恥に襲われる。
黒胡
黒胡
自分の身体に、 ぴりぴりともどかしいものが 感じられる。
手首は、さっき縛られてしまい どうすることもできない。
黒胡
黒胡
黒胡
放置されたまま、 身体をくねらせて 澱武を待つ。
澱武
澱武がソファに 戻ってくるころには、
出来上がっていた。
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