テラーノベル
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友達♀︎
桃園菫
部活に向かう友達を見送って、
自分もリュックを背負う。
すると同じクラスの男の子が 話しかけてきた。
友達♂︎
桃園菫
桃園菫
友達♂︎
今日の数学は難しかったとか、
体育の後は眠かったとか 話しながら靴箱まで行く。
上履きからローファーに履き替えて 外に出ると、
少し先の校門に蓮の姿が見えた。
友達♂︎
友達♂︎
桃園菫
友達♂︎
友達♂︎
桃園菫
その言葉に私は立ち止まる。
友達♂︎
桃園菫
桃園菫
桃園菫
桃園菫
真っ直ぐ見つめて言うと、 その子はたじろいで、
友達♂︎
と残して 先に校門を出てしまった。
桃園菫
でも仲が良いかどうかは 関係ない。
大切な人を悪く言われたら 言い返したくもなるし、
何より蓮を悪い人だと 勘違いしてほしくなかった。
きっと蓮は誰にどう思われても 気にしないけど、
私はそうじゃない。
桃園菫
梶蓮
校門脇の塀に背を預けていた蓮が 顔を上げる。
ヘッドホンを外したのを見て 少しほっとした。
さっきの会話は 聞かれてなかったみたい。
桃園菫
梶蓮
私は何もなかったように そう笑った。
『確かに怪我ばっかりして 心配な時もあるけど、
私は蓮のことを 止めるつもりはない』
『君も私も そんな筋合いないんだよ』
梶蓮
梶蓮
桃園菫
桃園菫
梶蓮
桃園菫
コメント
5件
梶くん゛ん゛聞こえてたんだ… さすがです…🙏 続き待ってます!いつ見れるかは分かりませんが…
菫ちゃんかっこえええ✨️✨️ 梶くん聞こえちゃってんですね??😏😏 笑うなんて珍しいんで写真に収めておきましょう‼️‼️‼️
続き待っています!