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進東【ラージュ】

なあ、有り得るのか?そんなこと

藤薫

なにが?

進東【ラージュ】

エンドが言ってたことだよ

進東【ラージュ】

特殊魔法…ここが───

藤薫

またエンドが嘘をついてると思うのか?

進東【ラージュ】

いいや?エンドの嘘じゃないのは分かるよ

進東【ラージュ】

まあ…じゃーそういうもんなのか……?

進東【ラージュ】

ていうか今どこに向かってんだ?

藤薫

…ん?

藤薫

エンドが言ってたろ?

藤薫

菅野がミステルだって

進東【ラージュ】

ああ…最後に言ってたな

進東【ラージュ】

そりゃエンドはミステルと仲良かったし────って待て

進東【ラージュ】

もしやミステルんとこに向かってんのか!?

藤薫

ああ

藤薫

すぐそこに家がある

進東【ラージュ】

なんで知ってんだ…?

藤薫

学校のコンピュータでさっき調べた

進東【ラージュ】

やば!!!!

藤薫

…あ

進東【ラージュ】

なんだ?

菅野

進東【ラージュ】

あ、いた、菅野!!!

菅野

…うわー、サイアク

藤薫

ミステルだな?私はヴィスタリアだ

進東【ラージュ】

俺はラージュだぜ!!

藤薫

お前もPurple Starsに加われ

菅野

…またぁ?

藤薫

…エンドが、お前を待ってる

菅野

んー、考えとく…

進東【ラージュ】

あれでよかったのか…?

藤薫

大丈夫だ

進東【ラージュ】

あーゆー返事ってふつう行かねえときのやつじゃねーの?

藤薫

…あれは、違うよ

藤薫

ミステルは来る

藤薫

(エンドがラージュやミステルになつくのは)

藤薫

(もちろん、エンドに世話を焼いてくれるってこともあるけど)

藤薫

(素直でことばに裏がないから信用できて)

藤薫

(エンドたち民のことを自分の命より先に、咄嗟のとき守ってやれるからだ)

藤薫

(…そしてミステルは)

藤薫

…気だるそうにしてるけど、頼りになるやつなんだ

進東【ラージュ】

ミステル?

藤薫

うん

進東【ラージュ】

それはそうだな!

その日の学校は

もう授業なんて成立しなかった

藤薫

…此処は、アースなんかじゃない

藤薫

ベリートットなんだよ

そんな本末転倒な私の壱言を

みんなはすんなりと、信じてくれた

───そして

日花【エル】

…じゃあもう

日花【エル】

一旦ぜんぶ、壊すつもりで

日花【エル】

…後始末は私がするから

啖呵を切った日花に続いて、みんなが剣を掲げた

私が今日思い切った理由はひとつ

全員の前世が透けたこと

此処は、アースなんかじゃなくベリートットだと知ったこと

…それから

アンダーランドが、動くと考えたからだ

藤薫

(常に先手でいる必要はない)

藤薫

(なぜならさいごに勝ったものだけが、勝者だと言われるのだから)

実は昨日のこと

私はエルにカロリーナのスパイの件と、ヤミィの正体を話した

するとその話はエルの計らいで瞬く間に広まっていて

すぐに踏み切れたのだ

たぶんみんなはまだ此処がベリートットだとちゃんと理解してはないけど

戦闘許可を出したってことは、伝わったはずだ

藤薫

…どうした

私は剣を握ると、背後に向けた

藤薫

みんなはBクラスに弐人を倒しに行ったようだが

早乙女

早乙女

…うん、そうだね

早乙女

ていうか思い切ったよね、アンダーランドと全面戦争なんて

早乙女

…で、ヴィスタリア様、オレへの指示は?

藤薫

…っははは!じゃあ死ね

早乙女

…天喰藤薫としてはもう、接してくれないの?

藤薫

当たり前だろ

藤薫

最終的にお前がぜんぶ企ててんだから

藤薫

アラン

早乙女

…うん、久しぶり、ヴィスタリア

早乙女

元はと言えばぜんぶ、あんたが悪いんじゃん

藤薫

それはとんだ責任転嫁だな

藤薫

お前が勝手に殺しなんてしたんだろ

藤薫

そんなことしたって私は見向きもしない

早乙女

自分は殺せないのに、虚しくないの?

藤薫

…虚しい、ねえ

藤薫

痛ぶることはできるからなぁ、分からない

挨拶程度に短剣を投げ、立ち上がる

早乙女

危ないなぁ、刺さったらどうすんの?

藤薫

本望だ

そのまま片手で剣を振り下ろす

早乙女

剣使い荒いね、鈍った?

藤薫

そりゃ片手だからな

藤薫

それも、軸はこっちじゃない

利き手ではないけれど、もう壱方の腕で剣を下ろした

早乙女

っ、何本、剣持ってんだ

早乙女

いいよ、もう。やるならオレも全力で

早乙女、否、アランは何か無線機のようなものを取り出して言った

早乙女

放課後奇襲するつもりだったけど…もういいや、アンダーランド、襲撃開始だ

その直後に爆発音が轟いた

いつかまた、藤かおるその場所で。

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