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伊 黒 小 芭 内 s i d e .
なずとの合同任務から 一晩経った 今日 。
朝 、 なかなか なず が 起きてこず 、 部屋まで行ってみると 苦しそうに顔を歪め 、 汗ばんでいる なずがいた 。
白 崎 な ず .
伊 黒 小 芭 内 .
伊 黒 小 芭 内 .
そういい俺は 、 なずの額に 手を置いてみる 。
伊 黒 小 芭 内 .
きっと 昨日 俺がなずの元へ駆けつけるまでの間 、 動きすぎたのだろう 。
白 崎 な ず .
伊 黒 小 芭 内 .
そういい なずは 俺の手にすりすり すり寄ってくる 。
ああ 、 俺の心臓は持つの だろうか … 、
いつもより 潤んでいる瞳 、 ほんのり赤くなった頬 、
って 、 何を考えているんだ 。 こんな状況だと言うのに … 、
理性を保て … 。
伊 黒 小 芭 内 .
白 崎 な ず .
伊 黒 小 芭 内 .
白 崎 な ず .
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お粥を作り終え 、 ” 失礼する 。 ” と 声をかけ 、 なずの部屋の 襖を開ける 。
伊 黒 小 芭 内 .
白 崎 な ず .
そういい なずは 起き上がる 。 そして 、
口を ” あーん ” と 開けたまま 、 固まっている 。
伊 黒 小 芭 内 .
これは 、 食べさせた方がいいんだよな 、 ?
そう思い 、 なず の 口にお粥を 運ぶ
パク ッ ──
白 崎 な ず .
伊 黒 小 芭 内 .
ダメだ 、 俺の心臓が 持たない … 。
きっと 、 なずは 熱だから 判断能力が 落ちているんだろう 。
そう自分に言い聞かせ 、 二口目 の お粥を なず の 口 へ 運んで行く 。
何回か繰り返し 、 途中 、 俺の心臓が破裂しそうになりながらも 、 なんとか完食する事が出来た 。
伊 黒 小 芭 内 .
白 崎 な ず .
きっと 、 歩いて 蝶屋敷まで行くのは 難しいので 、 なずを 所謂 ” 姫抱き ” とやらにして 、 向かうことにした 。
今日は 俺が 振り回されてばっかりだったからな 。
俺が なず を 持ち上げると 、 まさか姫抱きにすると思っていなかったであろう 、 なずが
白 崎 な ず .
とても驚いて 、 更に 顔を真っ赤にしていた 。
これで 、 少しは 俺の事を 意識してくれるだろうか 、 そんな事を考えながら 、
俺となずの住む 屋敷 から 出た 。