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伊 黒 小 芭 内 s i d e .

なずとの合同任務から 一晩経った 今日 。

朝 、 なかなか なず が 起きてこず 、 部屋まで行ってみると 苦しそうに顔を歪め 、 汗ばんでいる なずがいた 。

白 崎 な ず .

んん … 、 ぁ 、 おばない ッ 、

伊 黒 小 芭 内 .

!? 大丈夫か 、 ?

伊 黒 小 芭 内 .

ちょっと失礼する 。

そういい俺は 、 なずの額に 手を置いてみる 。

伊 黒 小 芭 内 .

結構 熱いな … 、

きっと 昨日 俺がなずの元へ駆けつけるまでの間 、 動きすぎたのだろう 。

白 崎 な ず .

ん … 、 おばない の 手 、 冷たくて 涼しい … 、 ( ふにゃ )

伊 黒 小 芭 内 .

… ッ 、

そういい なずは 俺の手にすりすり すり寄ってくる 。

ああ 、 俺の心臓は持つの だろうか … 、

いつもより 潤んでいる瞳 、 ほんのり赤くなった頬 、

って 、 何を考えているんだ 。 こんな状況だと言うのに … 、

理性を保て … 。

伊 黒 小 芭 内 .

… お粥 、 食べれるか ?

白 崎 な ず .

ぅん 、 お粥なら 、 食べれそう 、

伊 黒 小 芭 内 .

わかった 、 作ってくるから 、 出来るまで寝ていろ 。

白 崎 な ず .

はぁ ~ い

──────────────

お粥を作り終え 、 ” 失礼する 。 ” と 声をかけ 、 なずの部屋の 襖を開ける 。

伊 黒 小 芭 内 .

持ってきたぞ 、 食べれるか ?

白 崎 な ず .

んん … 、 がんばる 、

そういい なずは 起き上がる 。 そして 、

口を ” あーん ” と 開けたまま 、 固まっている 。

伊 黒 小 芭 内 .

… ッ !?

これは 、 食べさせた方がいいんだよな 、 ?

そう思い 、 なず の 口にお粥を 運ぶ

パク ッ ──

白 崎 な ず .

ん ! 美味しい ッ … ( ふにゃり )

伊 黒 小 芭 内 .

〜 〜 〜 ッ

ダメだ 、 俺の心臓が 持たない … 。

きっと 、 なずは 熱だから 判断能力が 落ちているんだろう 。

そう自分に言い聞かせ 、 二口目 の お粥を なず の 口 へ 運んで行く 。

何回か繰り返し 、 途中 、 俺の心臓が破裂しそうになりながらも 、 なんとか完食する事が出来た 。

伊 黒 小 芭 内 .

なず 、 胡蝶め の 所 で
診察して貰いに行くぞ 。

白 崎 な ず .

ん 、 わかった ~ … 。

きっと 、 歩いて 蝶屋敷まで行くのは 難しいので 、 なずを 所謂 ” 姫抱き ” とやらにして 、 向かうことにした 。

今日は 俺が 振り回されてばっかりだったからな 。

俺が なず を 持ち上げると 、 まさか姫抱きにすると思っていなかったであろう 、 なずが

白 崎 な ず .

〜〜〜 ッ ! ? ! ?
( 照 )

とても驚いて 、 更に 顔を真っ赤にしていた 。

これで 、 少しは 俺の事を 意識してくれるだろうか 、 そんな事を考えながら 、

俺となずの住む 屋敷 から 出た 。

蛇 柱 の 世 話 役 さ ん .

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