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『夏の雪』続編
単独でも読んでいただけます。
前回より甘甘なラブストーリーになっています。
ふゆさんが戻ってきた。
Dear Mr.鈴木
お久しぶりです。
私のペントハウスにいらしてくださいな。
Sincerely yours, ふゆ
PS.
とてもお逢いしたかった。
凍えてしまわないかしら? 厚着していらしてね。
超高層マンション
最上階のふゆのペントハウス
ふゆ
鈴木
でも本当のところは
味なんか分からなかった。
なぜなら
僕は目の前にいる美しい人に、身も心を奪われていたからだ。
ふゆ
ふゆ
鈴木
ふゆ
鈴木
ふゆ
ふゆ
ふゆ
ふゆ
鈴木
鈴木
ふゆ
鈴木
鈴木
鈴木
ふゆ
ふゆ
鈴木
鈴木
鈴木
ふゆ
ふゆ
鈴木
ふゆ
鈴木
ふゆ
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
ふゆ
鈴木
ふゆはほんのり頬が青ざめる。
部屋の中の温度が下がり
キラキラと氷塵が舞った。
*.・*※
ウェイター
ウェイターがふゆのディナーを運んできた。
ふゆ
ふゆ
ふゆ
ふゆ
ウェイター
ウェイターは一礼してから部屋を出て行く。
ふゆ
ホットチョコレートがけのスポンジにケーキだった。
ふゆ
鈴木
ふゆ
ふゆ
ふゆは言葉を濁した。
こんなに綺麗なんだ。
過去に男がいたっておかしくない。
鈴木
ふゆ
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
ふゆ
僕はふゆさんを外に連れ出した。
ふゆ
ふゆ
ふゆ
鈴木
鈴木
ふゆ
ふゆ
ふゆ
鈴木
ふゆ
鈴木
ふゆ
鈴木
地位のある者がこぞって彼女を自分のものにしたいはず
一介の警察官なんか、相手にするわけがない。
このディナーだって、彼女の気まぐれ。
厳しい取り調べの最中で、彼女を言葉を信じ
縄をほどいてやった礼に過ぎない。
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
ふゆ
鈴木
ふゆ
鈴木
こんなリッチな生活…
もしや、意のままになるヒモみたいな男がいいのか?
ふゆ
心…読まれた…
ふゆ
ふゆ
ふゆ
鈴木
ふゆ
鈴木
ふゆ
鈴木
ふゆ
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
ふゆ
ふゆ
ふゆ
ふゆ
ふゆ
ふゆ
ふゆ
鈴木
ふゆ
鈴木
ふゆ
ふゆ
ふゆ
鈴木
ふゆ
鈴木
ふゆ
ふゆ
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
僕はふゆを引き寄せた。
そして
そっと唇を重ねた。
彼女の冷気を感じる。
ふゆ
唇を離す───
青ざめた彼女の目から煌めく氷の泪が地面に落ちた。
鈴木
ふゆ
ふゆ
鈴木
鈴木
ふゆ
ふゆは目を瞑る。
僕は彼女を抱き締めもう一度、唇を奪った。
長く
少しだけ
手荒に
ふゆ
ガシャン! ガシャン! ガシャン!
プ───
あちらこちらで車がスリップし、追突していた。
足元の道路はスケートリンクみたいに凍りついた。
街が一瞬にして凍りついたのだ。
鈴木
ふゆ
ふゆ
ふゆ
ふゆ
鈴木
ふゆ
鈴木
ふゆ
鈴木
鈴木
近くにあった屋外のスケート場からスケート靴を借りてきた。
鈴木
鈴木
僕はふゆにスケート靴を履かせる。
ふゆ
ふゆ
鈴木
鈴木
スッ
ふゆ
鈴木
鈴木
恋人たちの甘い冬のは始まったばかり。
今年も長いこと、冬がいすわりそうだった。
コメント
15件
妄想でここまで行くとは…… ロマンチックです☺️ とても凄かったです!🤩☘️
街の中でスケート!シルエットとか絶対綺麗ですよね〜✨←勝手に想像してすいません笑 でもでも甘いですね〜😳ふゆの"お願い、私を溶かして…"の一言が言葉にならないくらいすごすぎて…もう心拍数が止まりませんでした!!
織姫と彦星✨ 素敵なコメントありがとうございます☆ミ 少なくてもこのままだと春は迷惑しそうです(笑)