かつて、激化していた殴り合いに
身一つで乗り込み、喧嘩を終わらせた6人の女がいた
1人は
舞うように
優雅に、そして力強く
1人は
殺傷力のある攻撃
そして、予測不可能な動き
1人は
底知れぬ体力、超人的な反射神経
1人は
低身長を生かした、鋭く低い攻撃
1人は
攻撃、心、対峙する相手の全てを知っているかの様な言動
1人は
優しい口調ながらも、勢いのある蹴りにアグレッシブな動き
最後の一人は
まさに、鈴蘭の様な女だった
容姿端麗、才色兼備
愛らしくも、美しい見た目は
まさに天使様
だが、
見た目に騙された男は、鈴蘭の毒に気づいていなかった
この世の者とは思えない攻撃力に柔軟性
未来予知としか言えぬ、動き
そいつが近づき、拳を振るえば
死を連想させる
そんな女6人は
舞う姫
喧嘩の姫
月夜の姫
流星の姫
永夢の姫
白の姫
鈴蘭姫
と恐れられていた
次回から、話始めます!