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一方そのころ
三日月宗近
おお、鶴。今から風呂に入ろうと思うのだが、一緒にどうだ？
鶴丸国永
おお！風呂か！久しぶりだなぁ、もちろん一緒に行くぜ！
鶯丸
三日月、俺も一緒にいいか？
三日月宗近
勿論だ。多いほうが賑やかでよい
そうして風呂に行った三人であった。これはその場で決まったことである。(鶴丸に用事はなかった)
小夜左文字
白い人って、鶴丸さんかも
柘榴
あの人鶴丸って言うんだね
小夜左文字
それで、どうやってここから出る？
柘榴
うーん、あ！私のこと踏み台にしていいから上に上がって助けを呼んできてくれる？
小夜左文字
主がいいなら、僕が先に上に上がって助けを呼んでくるよ
柘榴
ありがとう小夜ちゃん！お願いね？
そう言って小夜ちゃんを上に上げる。何だか小学校の組体操ってこんな感じなのかな？私は静かに待つことにした。
そのころ小夜は
乱藤四郎
もう、主さんどこ行っちゃったんだろ
秋田藤四郎
見当たりませんね
五虎退
主様､､､うぅ
蛍丸
主…何かあったのかな
本来探される側の子たちが柘榴を探していた
小夜左文字
あ、主が
厚藤四郎
なんで小夜が！お前怪我治ったのか！？
小夜左文字
主が治してくれた
平野藤四郎
さすが主様ですね
前田藤四郎
それで、慌ててるみたいですが何かあったのですか？
小さいメンバーで話していれば燭台切が通りかかった。
燭台切光忠
あ、君たち。主を見なかったかい？
小夜左文字
主が、主を助けてほしい
燭台切光忠
君は、左文字の？怪我は…主に治してもらったってとこだね。それで、主は？
小夜左文字
落とし穴に落ちて…出られなくなってる
燭台切光忠
はぁ、鶴ちゃんだね。助けるから案内してくれるかい？
小夜左文字
うん、こっち
そうして光忠と小さい組は落とし穴のほうへ歩いていった。
小夜左文字
ここだよ
燭台切光忠
ありがとう。主ー、大丈夫かい？
柘榴
…！光忠！
燭台切光忠
今すぐに助けるよ。さ、手を出して
光忠の大きい手を掴めば簡単日常に引き上げられた。
柘榴
ありがとう光忠！小夜ちゃんもありがとう！
小夜左文字
良かった
前田藤四郎
主君が無事で何よりです
乱藤四郎
うん。無事で安心した！あ、主さん！鬼ごっこの続きしようよ！
秋田藤四郎
まだ始めたばかりでしたからね
柘榴
あ、そうだったね。ごめんね、途中で中断しちゃって
燭台切光忠
あ、ごめんね。主は今から手入れの仕事があるんだ…だからまた今度
平野藤四郎
お手入れですか。それなら仕方ありませんね…主様、お仕事頑張ってください
柘榴
ありがとう！頑張ってくる！
そういって一人ずつ抱きしめてから光忠と一緒に部屋へ向かった。
燭台切光忠
遊んでるとこごめんね
柘榴
ううん！光忠が先約だし！
燭台切光忠
ははっ、ありがとう。体の調子は大丈夫かい？
柘榴
体調は万全だよ！それで、光忠の仲間ってどんな子？
燭台切光忠
あぁ､､ちょっと変わった感じかな？でも根はいい子なんだ
柘榴
変わった感じかぁ、手入れの話はしておいてくれた？
燭台切光忠
一応伝えてはおいたよ
柘榴
良かった
伝わっているならいきなり斬りかかられることはないだろう。すると光忠が一つの部屋の前で止まった。
燭台切光忠
あ、ここだよ
そして二人で部屋に入る
燭台切光忠
加羅ちゃん。新しい主を連れてきたよ
？
馴れ合うつもりはない
何というか、他人を近づけたくないタイプ？私はみんなと仲良く笑いあいたいから馴れ合うしかなんだけどな…。名前は加羅ちゃんでいいかな。とりあえず自己紹介！
柘榴
初めまして、新しくこの本丸の主になった審神者の夜宮柘榴です。今日はえっと、加羅ちゃんを手入れさせに来てもらいました
？
！その呼び方、辞めろ
柘榴
えっと…なんて呼んだら？
？
俺は大倶利伽羅だ
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