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⚠️attention⚠️
妖怪パロ
カップリング ・めめこじ ・いわふか ・なべだて
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日本のとある山奥には、伝説がある
人ならざるもの──“妖怪”
中でも大きな力を持つ存在
酒呑童子
八岐大蛇
九尾の狐
数百年を生きる大物妖怪たちが、 動くことなく山に鎮座していると言う
理由は定かではないが、 密かに人間の間で囁かれているのは
“番を探すため”
伴侶となる者を、長い年月の中 探し求め続けていると言うのだ
悪意を持って侵入する者には制裁を、 無知な者には許しを与える妖怪に、 麓の村は幾度となく生贄を差し出した
だが、村の者では満足出来ないのか、 妖怪たちが動くことはなく、 千年の時が経ってしまった
村はどうすべきか必死に話し合い、 ある考えに行き着いた
それは、 「観光客を生贄として差し向ける」 というものだった
これは、村の策略に嵌められた 三人の観光客の、娶られ話──
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俺たちは今、とある地方の山に来ている。 所謂旅行ってやつ?
飛行機で四時間くらい掛かった けど、空気も澄んでて過ごしやすい。 何より、俺たちが一番楽しみなのは…
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東京の会社で働いている俺たちは、 見事な社畜っぷりで有給が溜まりに 溜まっていたのだ。 上司からも休めと言われ、どうしようか 悩んでいたところ、康二の提案で 旅行することを決めた。
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康二は殊更登山を楽しみにしていて、 今日はテンションぶち上げ中w
でも、長い間座席に座っていて 凝り固まった体に、登山は酷だ。
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すっげえ、舘様の余裕持ってる感じ。 大人としての雰囲気はもちろん、 貴族みたいなこの落ち着きよう。 是非とも見習いたいものだ。
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予め印刷していた地図を手に、 俺たちはホテルへと向かった。
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着いたのは古民家。 いい古さで、何処か懐かしさを感じる。
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テンションが高すぎるあまり、 突っ走っていく康二。 これは後で説教する必要がありそうだ。
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古風な外観に反した綺麗な内装。 こりゃ人気が出るワケだ。
スタッフ
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スタッフ
受付の人も小綺麗で… 何だか田舎の雰囲気には合わなくないか?
スタッフ
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スタッフからの不躾な視線を感じる。 さっきから周りの人間も康二や舘様を ジロジロ見ているし…不気味だ。
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微かな違和感を抱きながら、 俺は部屋に向かった。
スタッフ