夜白☽︎︎·̩͙
夜白☽︎︎·̩͙
夜白☽︎︎·̩͙
夜白☽︎︎·̩͙
夜白☽︎︎·̩͙
夜白☽︎︎·̩͙
夜白☽︎︎·̩͙
夜白☽︎︎·̩͙
きっかけは些細なことだった
らっだぁ
言われたことに少し反論しただけ
ぺいんと
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
(鼻で笑うように言う
らっだぁ
ここで喧嘩はやめろよ
パチッ
ぺいんと
(ぽつりと独り言のように呟く
らっだぁ
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
ぺいんと
(バク転をし回避
らっだぁ
ぺいんと
ぺいんと
(深く息を吐き鋭い視線を向ける
らっだぁ
ぺいんと
(未来予知をすると同時に刀をぬき、全て弾く
ぺいんと
らっだぁ
(大きく飛び上がると足場を作り上から状況を確認する
ぺいんと
(背後かららっだぁを蹴り飛ばし、足場から降ろす
らっだぁ
(受身をとるが体制が整わず遠くへ飛ばされる
ぺいんと
ぺいんと
あいつずっと手元で何作って…、?
その瞬間
足に激痛が走った
ぺいんと
(地面から刃物が生え、足に突き刺さる
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
(ギリギリで避けると頬にかすり、血が流れる
視線誘導された、、?
らっだぁ
それにアイツ正気じゃない?
そしてあいつが持ってるのって
鍵…?
らっだぁ
ぺいんと
(何かを察しできるだけ遠くに走ることに
アイツの正体は分からない
でもこれだけは分かる
捕まったら大変なことになる
だからできるだけ遠くへ_
ぺいんと
(足を絡めその場に倒れる
さっき足を刺されたダメージが
やばいこのままじゃ
……
ぺいんと
(視界に現れた青鬼を見つめ
未来が、見えない…
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
(倒れ込むぺいんとの方へ走る
魔が差した
自分が自分ではないかのように
らっだぁ
(倒れているぺいんとを抱きしめる
心音が聞こえない
らっだぁ
まるで心臓だけが食べられたように
しにがみ
ぴくと
ぺいんとさん!!
しにがみ
らっだぁ
あら見てちょうだい!
うちの子が花畑を作り出したわよ!
幼いらっだぁ
これはすごい!
貴方だけの能力なのよ?
幼いらっだぁ
そう!
きっと
これは神様からの授かり物ね
幼いらっだぁ
そう、貴方に贈られた祝福よ
幼いらっだぁ
(目を輝かせる
祝福?
何が祝福だ
こんな危険なもの
大切な人すら守れない
こんなのただの
呪いじゃないか
しにがみ
しにがみ
ぴくと
((回復を施そうとしても核となるものが無く処置の仕様がない…
周りの音なんて聞こえないくらい
煩わしいほどに響くこの心音が
貴方のものであればと
どれだか願ったことか_
あれからどれぐらい経ったのだろうか
人殺しという大罪を犯してなお
解雇という形で終わってしまった
そしてあの組織は事件を揉み消した
事故死
という形にして。
今では
死者をだしたくないという罪滅ぼしな
勝手な想いを抱え
神の使いを見つけては殺している
らっだぁ
お兄さん、なんで暗い顔してるの…?
どこか懐かしい声
らっだぁ
(声がした方を自然と向く
幼い少年
(心配そうに見つめる
らっだぁ
らっだぁ
その瞳
間違えるわけが無い
月の光のように輝く
その瞳。
らっだぁ
(過呼吸に近い状態
幼い少年
幼い少年
(手を近づけると明るい光に包まれる
らっだぁ
(呼吸が落ち着く
なんだ…、?
幼い少年
(花が咲いたような明るい笑顔で
らっだぁ
幼い少年
幼い少年
らっだぁ
能力まで一緒か…
なら早く
離れなければ
らっだぁ
らっだぁ
幼い少年
(さっきまでの表情が嘘かのように消え去る
幼い少年
らっだぁ
(よく見るとあちこちに痣のようなものが見える
らっだぁ
幼い少年
幼い少年
幼い少年
幼い少年
らっだぁ
(そっと優しく抱きしめる
幼い少年
らっだぁ
(今にも消えそうな声で強く抱きしめる
幼い少年
(どこか幸せそうな表情で言う
ちゃんと
聞こえる。
もう絶対に
この音を途切れさせない
夜白☽︎︎·̩͙
夜白☽︎︎·̩͙
夜白☽︎︎·̩͙
夜白☽︎︎·̩͙
夜白☽︎︎·̩͙
夜白☽︎︎·̩͙
夜白☽︎︎·̩͙