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？
あいつのことが好きなのか？
山崎楓
！！！！
山崎楓
誰？！
？
俺だよ。
山崎楓
え！？……
山崎楓
まさか……柳斗？
山崎楓
でも、兄さんがなんで生きて……
山崎柳斗
聞きたいか？
山崎楓
それより！なんで私達の村を裏切ったの！
山崎柳斗
あぁー！そうだったね。でも昔の話じゃないか。
山崎楓
もし、兄さんが裏切らなかったら…その力で皆を救ってくれたら…
山崎柳斗
俺は弱い者に力を貸す義務はない。
山崎柳斗
それに必死に生きようとする顔ときたら面白くて面白くてたまらないのさ！
山崎柳斗
だから村を出る前に少し仕掛けをして行ったんだ。
山崎楓
仕掛けって……まさか！
山崎柳斗
ご名答。あの病は俺に選ばれた証拠ってわけ
山崎楓
！！！！
山崎楓
父さんも死んだんだよ？！
山崎柳斗
あぁー。あいつ邪魔だったからな。
山崎楓
そんな…
山崎柳斗
それでねなんで病を流行らせたって言うとね、楓の封印をとくためだったんだよ。
山崎楓
馬鹿なこと言わないで！
山崎柳斗
本当だよ。村の人達の本当の狙いは神でもない楓だったんだよ。
山崎柳斗
すべて順調だった！でもまさか母さんが来るとは想定外だった
山崎柳斗
儀式は、失敗した。と思うだろ？
山崎楓
え！？……
山崎柳斗
実は成功してたんだよ。でも楓の力はとんでもなく強大で次々とあいつらはもがき苦しんで死んでいった！
山崎柳斗
でもまた母さんが命掛けで楓の力を封印したから楓は、元に戻っちゃったってわけ。
山崎楓
うそ……嘘よ。そんなの嘘に決まって……
山崎柳斗
残念ながら全部真実さ。
山崎楓
それが真実だとして今更私になんの用？
山崎柳斗
なぁ〜俺と組まないか？
山崎楓
は？
山崎楓
なにいって……
山崎柳斗
俺はもう1回お前の暴走した力が見たいんだよ
山崎楓
そんなの嫌よ！
山崎柳斗
おっと！お前に拒否権なんかないぞ？
山崎柳斗
鈴木隼人。あいつも父さんみたいになったらどんな顔するんだろうね
山崎柳斗
辛くて泣いちゃうかなぁ〜
山崎楓
……。辞めて。
山崎楓
言うこと聞くから彼にはてを出さないで！
山崎柳斗
いい子だね。楓は〜
山崎楓
でも…最後に隼人としっかり挨拶してからでいい？
山崎柳斗
あぁー構わないさ。
山崎楓
(隼人…ごめんね､､､)
山崎楓
(でも、分かって､､､)
数時間後
鈴木隼人
おーい！楓〜
山崎楓
隼人…
鈴木隼人
ん？どうした？元気なさそうだけど…
山崎楓
……。ううん！
山崎楓
お腹空いたなぁ〜なんて思ってね！
鈴木隼人
ははは！なんだそれw
鈴木隼人
そうそう、楓に聴いて欲しいことが沢山あるんだ！
山崎楓
なになに〜
数時間後
鈴木隼人
はぁ〜もうこんな時間かぁ〜
鈴木隼人
宿題もあるしそろそろ帰るわ！
山崎楓
うん！バイバイ
鈴木隼人
おう！またな
タッタッタッ
山崎柳斗
あれで別れでよかったのかよ笑
山崎楓
うるさい。
山崎楓
いいから早くすれば？
山崎楓
どうせ、待ちきれない癖に
山崎柳斗
へー分かっちゃう？
山崎柳斗
じゃあ行こうか
山崎楓
何処へ？
山崎柳斗
俺の住処ってやつだよ
山崎楓
……そう。
山崎楓
(さよなら…)
山崎楓
(隼人…)
鈴木隼人
おーい。楓〜
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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