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わぁ…!遂に告白ですか?✨自分まで凄いドキドキしてしまいます…!まさか七年以上も拗らせていたなんて……本当に、この告白が実ることを願うばかりです。イヴァン、頑張って下さい…! 投稿ありがとうございました!次回もとても楽しみにしております!
学校に着いたはいいものの、
やはり人気者の彼は着いた瞬間にフェリシアーノくんたちの輪の中心にいる。
いつもはあまり関わらない、アーサーくんたちもいるし。
どんな会話をしているのかは聞こえないけど、
フェリシアーノくんとアーサーくんは彼と距離が近いし、
周りは嬉しそうに笑ってるし。
やっぱり、フェリシアーノくんとアーサーくんは彼のことが好きなのかなあ……
彼も二人のどちらかが好きなのかなあ……
もしかしたら、付き合ってたりするのかな。
だとしたら、この思いはどこにしまったらいいんだろう……
ルートヴィッヒ
ルートヴィッヒ
さようなら!
あっという間に一日が終わってしまう。
こう時があっという間に感じる時は、生きている心地がしなくなる。
自分だけ、置いて行かれているような気持ちになる。
アーサー・カークランド
本田菊
アーサーくんが、彼に話しかける。
なんだか少しもじもじしている。
アーサー・カークランド
本田菊
アーサー・カークランド
本田菊
なんで、そんなにいい感じなの?
やっぱり、二人は付き合っているんじゃ……!
アルフレッド・F・ジョーンズ
アルフレッド・F・ジョーンズ
アルフレッド・F・ジョーンズ
アーサー・カークランド
アルフレッド・F・ジョーンズ
アルフレッド・F・ジョーンズ
アーサー・カークランド
本田菊
フェリシアーノ・ヴァルガス
本田菊
フェリシアーノ・ヴァルガス
アーサー・カークランド
フェリシアーノ・ヴァルガス
アーサー・カークランド
ルートヴィッヒ
フェリシアーノ・ヴァルガス
フランシス・ボヌフォワ
フランシス・ボヌフォワ
アーサー・カークランド
フランシス・ボヌフォワ
アルフレッド・F・ジョーンズ
王耀
アーサー・カークランド
教室の廊下側の窓から、王くんが顔を出す。
王耀
本田菊
王耀
王耀
アーサー・カークランド
アルフレッド・F・ジョーンズ
アーサー・カークランド
フェリシアーノ・ヴァルガス
フェリシアーノ・ヴァルガス
王耀
フランシス・ボヌフォワ
フランシス・ボヌフォワ
アルフレッド・F・ジョーンズ
アーサー・カークランド
ルートヴィッヒ
アーサー・カークランド
本田菊
ルートヴィッヒ
ルートヴィッヒ
本田菊
ルートヴィッヒ
……みんな、仲良いなあ……
羨ましいなあ……
そんな、“羨ましい”が募りに募り、
それはやがて、“腹立たしい”に変わっていった。
それは彼にでも、彼の周りの人でもなく、自身の意思の弱さにだった。
諦められないのに、一歩踏み出す勇気はない。
そんなふわふわと浮ついた態度に、僕自身が腹を立ててしまった。
恋に落ちてから、もう七年以上。
拗らせすぎにも、ほどがある。
おかげで、僕らはもう、卒業を控えてしまった。
だから、もう、告白しようと思った。
フェリシアーノくんが好きでも、
アーサーくんが好きでも、
ちゃんと自分の気持ちにケジメをつけておきたかった。
だから、卒業式の前日、僕は彼を誰もいない屋上へ呼び出した。
今から、その屋上へ、向かうのだ。……
イヴァン・ブラギンスキ
緊張して、心臓が破裂しちゃいそう!
でも、ケジメをつけなくちゃ。
一歩、一歩と踏み出す。
屋上へ近づいていく。