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楪羽*yuzuriha*
952
#ご本人様には関係ありません
るる

466
かのん☃️

56
ガチャ、と静かな部屋に鍵の閉まる音が響く。 ライブの終演後、それぞれの車で時間差をつけて戻ってきた目黒の自宅。 リビングの明かりをつけるよりも早く、向井の身体は玄関の壁へと押し付けられていた。
向井康二
暗闇の中、目黒の大きくて熱い手が、向井のカットされたTシャツの肩口から、露出した白い鎖骨へと滑り込む。 ライブ中の興奮と、お互いの熱い体温が、狭い玄関の空気を一瞬で跳ね上げた。
目黒蓮
目黒の低い声が、向井の耳元で微かに震えている。 ドームの5万人の大歓声よりも、今の目黒の囁きの方が、何倍も向井の鼓動を狂わせた。
向井康二
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
目黒の独占欲が、暗闇の中でじわじわと溢れ出していく。 目黒は向井の顎をそっと指先で持ち上げると、有無を言わさずにその唇を塞いだ。
向井康二
ライブ中の「隠れて繋いだ手」の緊張感とは違う、すべてを独占しようとする強引で深いキス。 向井の口内を蹂躙し、息が続く限り何度も角度を変えて貪り尽くしていく。 ドームのステージの上で、ずっと我慢し続けていた目黒の熱が、一気に押し寄せてくるようだった。
向井康二
ようやく唇が離れた時、向井は壁に背中を預けたまま、ずるずると崩れ落ちそうになっていた。 それを目黒がひょいと横抱きに抱え上げ、寝室の大きなベッドへと運ぶ。 ポン、とサイドテーブルの小さな間接照明だけが灯り、目黒の美しい顔が琥珀色の光に照らされる。 その瞳は、いつもの優しい年下の恋人のものではなく、完全に獲物を追い詰めた男の目だった。 目黒はベッドに倒れ込んだ向井の上に覆いかぶさると、向井の両手首を掴んで、ベッドの頭の上に固定した。
向井康二
目黒蓮
目黒は満足そうに微笑むと、向井の首筋、ちょうどライブ中に耳元で囁いたあの場所に、今度は熱い唇を押し当てた。
向井康二
目黒蓮
昼間の楽屋でのやり取りを意地悪く引き合いに出され、向井は顔を真っ赤にして身悶えする。
目黒蓮
向井康二
向井が観念したように視線を逸らすと、目黒の瞳がさらに愛おしそうに細められた。 目黒は拘束していた向井の手首をそっと解放し、代わりに自分の手を康二の髪に滑らせる。
目黒蓮
再び重ねられた唇は、今度はとろけるように甘く、熱かった。 外の世界では、ドームを揺るがすトップアイドル。 だけどこの部屋のベッドの上では、お互いの愛に溺れる、ただの男と男。 明日になれば、またメンバーの待つ賑やかな楽屋に戻り、あべラウのニヤニヤした視線にさらされる。 だけど今は、ライブの熱気が冷めないままの夜の中で、ふたりは夜が明けるまでお互いを強く求め合い、甘いお仕置きの時間を貪り続けるのだった。
コメント
1件
みぅ🤍🥀です、読みました……っ! もう、第3話からいきなりお仕置きタイムで心臓がもたないんですけど……! ステージの上で我慢してた目黒の独占欲が、暗がりの玄関で一気に溢れ出してる感じ、めちゃくちゃ刺さりました。康二が「めめのばか」って観念するときの甘やかされた空気、たまらないですね。5万人の前じゃ見せない“俺だけの康二”って台詞、重くて愛おしくて、何度も読み返しちゃいました。二人の温度がじんわり伝わってくる、すごく好きな回です🫂🤍